新型コロナで在宅関連のモノやサービスの需要が高まっている。インターネット商店街「くらしのマーケット」を運営するみんなのマーケットは8月31日、同社で提供する「ゴキブリ駆除」の予約件数が大幅に増加していると発表した。
くらしのマーケットが提供する出張・訪問サービスの中には各種害虫駆除があるが、その中でも「ゴキブリ駆除」の8月の予約件数が昨年対比237%と急増した。
ゴキブリが最も活発になるのは20~30度 9月も駆除の需要が引き続き高まる模様
ゴキブリ駆除の予約件数が増えた理由について、同社は「新型コロナウイルス感染拡大に伴い在宅勤務をしたり、外出自粛で自宅時間が長くなったことで、ゴキブリを見つけやすくなったことが予約急増の一因と考えられます」とコメントしている。
駆除を業者に依頼するメリットとして、高い殺虫効果が期待できるほか、予防にも繋がり長期的に見ると市販品での処理よりコストパフォーマンスがいいとしている。何よりゴキブリ嫌いな人からすれば「後処理をしなくて済む」「ゴキブリを見ずに済む」といった点は大きいようだ。
利用者の中には「新築戸建2年で黒Gに二度遭遇し、主人が始末してくれたもののトラウマになってしまい、予防しようにも、何処をどんな風に処置すれば良いかもわからず、プロに来てもらうことにしました」という人も見られた。
ゴキブリが最も活発になる気温は20~30度。今年は9月も全国的に気温が高くなると予想されるため、今後もゴキブリ駆除の需要は引き続き高まるとしている。