昆虫食を販売するTAKEOは9月7日、国産のカイコを使用した商品を発売する。「昆虫煮干し 京都かいこ」「昆虫釜揚げ 京都かいこ」の2つで、どちらも京都・亀岡市の老舗絹織物屋「塩野屋」が育てた「京都かいこ」を使用している。
煮干しは甲殻類に似た強い香りと濃い味わいが特徴で、おすすめの食べ方はお茶漬け。同社はリリースで「湯気から立ち登る京都かいこの香りが食欲を刺激します」とアピールしている。
釜揚げカイコは裏ごしペーストにしてもOK!
一方、冷凍の釜揚げは豆腐のようなくせのないあっさりとした風味で皮はプチッと、中身はフワフワの食感が特徴。醤油をつけて刺身感覚で食べたり、裏ごしペーストにして料理にアレンジしたりするのもおすすめだ。
京都かいこは「都金色」という品種で、鮮やかな黄色の美しいまゆを作るのが特徴。有機栽培の桑の葉だけで飼育し、まゆを作ってから4~5日の食べごろに収穫している。切ったまゆも絹製品として有効活用している。