1都3県の待機児童数、ワースト1位は「さいたま市」 昨年首位の「世田谷区」はゼロに | キャリコネニュース
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1都3県の待機児童数、ワースト1位は「さいたま市」 昨年首位の「世田谷区」はゼロに

ワースト1位はさいたま市

ワースト1位はさいたま市

キャリアフィールドは9月14日、「待機児童マップ関東版 2020」を発表した。東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県が発表した今年4月1日時点の市区町村別の待機児童数をまとめた。

1都3県の待機児童数は4755人で、前年度(6668人)から3割減となった。関東エリアで待機児童数が最も多い市町村は「さいたま市」(387人)。さいたま市は子育て世代の転入が多く、人口が毎年1万人ペースで増加していることなどが背景にあるとしている。

前年比で最も待機児童が増えたのは「船橋市」

2位は「江戸川区」(203人)、3位は「中央区」(202人)となった。一方、昨年1位の「世田谷区」は待機児童数0となった。

関東エリア全体では待機児童数が減っているが、212自治体中41自治体では待機児童が増加している。前年比で最も待機児童数が増えたのは「船橋市」で125人増加。近年の大規模な再開発などから人口が増加し、保育需要に繋がっていると見られる。

0~5歳人口あたりの待機児童率を算出したところ、1位は昨年度同様「神奈川県葉山町」(3.66%)。同町は近年、認可保育所の整備を進めているものの、新規の受け皿の確保が追いついていない状況だ。

2位以降、「千葉県富里市」(2.49%)、「中央区」(2.30%)と続く。中央区は湾岸エリア開発の伴い、20年間で5歳未満の人口が3倍以上に急増しており、待機児童の問題が深刻化している。

待機児童率をエリア別に見ると、東京都23区では中央区以外は1%未満になっているが、三鷹市、調布市、小金井市、小平市、国分寺市、狛江市は1%を超え、高水準地域が北多摩エリアに集中している。

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