26歳で3社目の転職。金融業界からベンチャーへの挑戦
新卒で大手金融機関に入社したものの、働いていく中で「営業力とは何か」と違和感を憶えるようになった濱岸 恭平。次第にその想いは膨らみ、ロジカルな提案力が高められる職場を求め、転職を決意しました。そんな浜岸が自身の歩みを振り返り、この先エビリーで目指す姿について語ります。【talentbookで読む】
営業力とは何か?~新卒の会社からベンチャー企業に入るまで~
私は関西学院大学の商学部を卒業した後、新卒で証券会社に入社しました。証券会社を選んだのは学生時代、金融のゼミでお世話になった教授の影響が大きいですね。
当時、漠然と「自分は営業で生きていくのだろうな」と思っていて、証券の営業は一番しんどそうなイメージを持っていました。だから、それを一度経験すれば怖いものは何もないだろうと考え、入社を決意しました。
入社してからは、熊本の支店て゛年配の方を相手に個人営業をしていました。しかし、実際働いてみると、証券の営業は人との人情で付き合っていくことが求められるシーンが多かったです。
それも確かに営業力としては大事だとは思っていましたが、証券の営業で求められる「営業力」ってなんだろう・・・東京て゛働いている知り合いと比べて、ロジカルに提案する力が身についていないのではないかと不安になったんです。次第にその想いが自分の中で強まっていき、提案力を高められそうなIT会社への転職を志望するようになりました。
そして「アイデアを発信する力」と「webマーケティングの力」を身につけたいという想いから、東京にあるSEOツールの会社に転職しました。
リンギって?そもそも漢字がわからん。ベンチャー企業に入って苦労したこと
ベンチャー企業というより、BtoC営業からBtoB営業になって苦労しました。
SEOツールの会社でも営業をしていましたか゛、証券会社のときとは営業スタイルが大きく異なっていたんです。証券会社ではいわゆる飛び込み営業のような形で、自転車をこいで家のチャイムを押して回るようなBtoC営業でした。
しかし、SEOツールの会社はBtoB営業だったので、はじめは顧客か゛稟議なと゛の社内承認のプロセスを通す感覚がつかめなかったですね。とくに、予算の組み方を身につけるのに時間がかかりました。何も知らずにひとりで営業していたとき、いきなり「買ってくださいよ」と言って、お客様にポカンとされたのはいい思い出です(笑)。
あとは、社長との距離が近かったり、近くにいてもチャットを飛ばして連絡してきたりするのはベンチャーっぽいなと驚かされました。
人生を変えたエビリーのピザパーティー~社長に論破される~
エビリーって実は、前職の営業先だったんです。当時の私は、エビリーのマーケティング責任者の方に営業を行っていました。
商談の手応えは正直ありませんでしたが、雑談て゛「今度、ピザパーティーやるんだけど来ます?」と誘われたんて゛す。そのとき「社長と会えるチャンスかもしれない。そこで受注のチャンスがあるかも……」と思い、参加することにしました。入社してからわかったのですが、ピザパーティはリファラル採用のためのイベントで、エビリーに興味のある人とか、社員の友人などが来社してカジュアルにピザを食べながら交流を深める、という会でした。営業する気満々で参加した自分がまさかエビリーで仕事をすることになるとは、その時は想像もしていなかったです。(笑)
ピザパーティーには2回参加し、1回目は社長の中川 恵介と話したものの、 自分の営業分野の話題で簡単に論破されてしまい、悔しい想いをしました。それが忘れられず……。
2回目のピザパーティーに参加したころには、自分も成長していたので「今度こそは!」と意気込んでいましたね。
しかし、それ以上に前職とエビリーは同し゛SaaSの会社であったため、自然と会社への理解も深まっていましたし、「エビリーってYouTubeの事業をやっているおもしろそうな会社だな」と思うようになっていったんです。
そのピザパーティーでは社長と楽しく飲んだだけで終わってしまいましたが(笑)。
また、商談をしていた空閑(くが)か゛ウイスキー好きた゛ったこともあって、飲み会か゛多そうて゛楽しそうな会社だな、とも思っていました。会社や社員の雰囲気に惹かれた部分もありますね。
このような経緯があり、ピザパーティーに参加してから3ヵ月後、エビリーへの転職を決めました。
自分で仕事をつくるって楽しい!~仕事のやりがい~
今の仕事をおもしろいと感じる瞬間は、新しいアポイントを自分の力で取ってこれたときですね。なので、リード獲得のためのセミナーを開催するなど、積極的に取り組んて゛います。入社して1ヵ月ですが、セミナーを2件やることが決定しました。
自分の意見を上司に伝えやすく、やりたいことができる環境が整っていると日々感じています。
今後は、“マーケティンク゛セールス”をやりたいですね。たとえば、セールスフォースは「THE MODEL」というフレームワークを啓蒙することで、Salesforce自体の受注獲得につなげています。私もそのようにYouTubeの分析方法を広めつつ、市場自体を盛り上げながら営業していきたいです。
これを実践するためには、YouTubeの知見を身につける必要があると思っています。「どういった動画がおもしろいか?」など、もっと勉強したいですね。
心の声を大切に~悩んでいる方へ~
もっと自分の直感を大切にしてほしいなと思います。
「この仕事おもしろそう!」
「なんかこの会社楽しそう!」
そんな風に実は思っていた。
なんてことがあれば迷うことはありません。
自分はすでに26歳にして3社目の会社にいます(笑)。
が、後悔したことはありません。
自分の選んだものが正しかったと思えるように仕事に取り組んでいます。
それがもしかするとモチベーションになっているかもしれませんね。
たくさんの人と会って話して、一歩踏み出してみませんか?
株式会社エビリー
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