ダスキンは11月9日、「2020年末の大掃除の予定」に関する調査結果を発表した。調査は10月にネット上で実施し、20歳以上の男女2080人から回答を得た。
「コロナ禍で掃除時間・頻度が増えた」(34.4%)と3人に1人が答えた。除菌、予防意識の高まりに加え、在宅時間が増えたことでごみを気にするようになった人が増えたようだ。
コロナ禍で「掃除に達成感を感じるようになった」という人も
回答者からは
「家具を除菌をしたり、机や持ち物をまめに拭いたりするようになった」(女性 29歳)
「子供の粘土遊びやお絵かきなど家が汚れる遊びをすることが以前より増えた」(女性 23歳)
「トイレやキッチンの使用回数が増えて以前より汚れが気になったから」(女性 52歳)
といった声が寄せられた。
2020年末の大掃除の実施意向を聞いたところ、7割超が「大掃除をする予定」(71.2%)と回答。19年末の大掃除実施率(52.5%)から約20ポイント増加した。また、新型コロナ感染拡大によって普段の掃除時間・頻度が増えた人では「大掃除をする予定」(84.6%)とした人が8割を超えた。
調査を行った同社は
「衛生意識が高まったことに加えて、コロナ禍での掃除経験を経て、”掃除に達成感を感じるようになった””掃除に目覚めた・ハマった”など掃除を前向きに捉える人が増えたことも要因」
と分析している。
年末の大掃除の実施予定日は「12月27日」(35.4%)が最多。「12月26日」(28.9%)、「12月29日」(24.8%)も多かった。予定日数は平均で2.7日間だった。
大掃除で最もきれいにしたい場所を聞くと、1位は「レンジフード・換気扇」(19.5%)だった。以降は「キッチン」(17.8%)、「リビング・ダイニング」(17.1%)、「窓・網戸」(13.6%)などと続いた。