2位は、韓国のボーイズグループ「NCT」だった。10月には日本人メンバーの「ショウタロウ」が電撃加入。12月からはグループのリアリティ番組が日本初放送と、21年上半期は日本国内での人気が過熱することが予想されている。

3位以降は「ゆたせな」、「ほのぴす」、「ヒヨごん」らが続く。3組はいずれも、TikTokから誕生したインフルエンサーだ。

カップルで活動している「ゆたせな」は、国外のSNSミームをいち早く取り入れ、ダンスや歌を披露。グローバルに通用する魅力と、ユニークな言葉遣いで人気を得ている。

「ほのぴす」は、食レポを中心にトーク動画を投稿しており、特徴的なあざとい口調が魅力。「ヒヨごん」は、カリスマ性のある自由奔放なキャラクターが人気を博している。

エンタメ部門では「呪術廻船」「あんスタ」が上位に

エンタメ・アイテム部門の1位は、現在アニメ放送中の「呪術廻船」だった。原作の漫画は、週刊少年ジャンプで18年から連載中。10月からアニメ放送が始まると、Netflixでは国内総合トップ10入りし、”鬼滅”に続いてハマる10代が続出している。

2位には「あんスタ」こと『あんさんぶるスターズ！』がランクイン。今年5周年を迎えたスマホ向けゲームで、アプリとリアルで年間を通じたイベントが盛大に開催されている。インスタグラムでは「#あんスタ」が累計23.4万投稿、ツイッターでは5周年展示会の開催が発表された10月26日に1.3万も投稿された。

3位は「ロングブーツ」だった。およそ10年前に一世を風靡したロングブーツとミニスカートの組み合わせが再び流行の兆しを見せている。20年夏にZARAのミニ丈「#白ワンピ」がヒットした影響も大きいと考えられる。

4位以降は「大粒ラメシャドウ」、「落ちないリップ」が続いた。両者はマスク着用に最適化した「マスクメイク」として話題となっている。