デートの会計には様々な意見があるが、女性が自ら支払いを申し入れた際はどうなのだろう。掲示板ミクルに12月中旬、彼氏との旅費について悩む女性の相談が寄せられた。
北海道のニセコに旅行に行きたいため「旅費を全部出す」と言って、乗り気じゃない彼氏を説得したという投稿者。ただ、旅費が一人6万5000円もかかるため「やっぱり出して」と彼氏に話すと
「『私が出す』っていったから、なのに『やっぱり出して』って詐欺だね」
「俺は北海道じゃなくても、長野とか近場でよいといったけど、おまえが『北海道行きたい』っていったからだろ」
と言われた。この彼氏の言動に不満がある投稿者は、「普通に考えてこの言葉はひどいですよね」と憤りを覚えたと綴った。(文:石川祐介)
「後から請求は詐欺じゃないけど、『話違うでしょ!』ってなる」
コメント欄には、投稿者に責める声が相次いだ。
「自分が出すと言っておきながら、後からやっぱり出して、と言われると、は?ってなりますよ。男も女も関係ありません」
「『私が旅費だすから、行こう』と言っておいて、後から請求は詐欺じゃないけど、『話違うでしょ!』ってなるし、私なら払わないかも」
お金を全部出すと言われたから彼氏が応じたのに、やっぱり高いからお金を出してというのは、さすがに暴論のように思える。
さらに、「なんで金額がどれくらいするかを調べずに誘ったのかも解らんし、『近場で良かったんじゃない?』とも思うし」といった指摘も。
彼氏は費用が抑えられる近場への旅行でも良かったと言っていたのに、自分の気持ちを優先して旅費が高くなるニセコを選んだのは投稿者自身だ。それなのに急に前言撤回されては、彼氏が納得しないのも頷ける。
彼氏も2~3万円くらいは負担すべき?
一方、「高すぎて気の毒だと思ったら、男の方も3万くらい払ってもいいのでは?彼女の経済状況はどうなのか考えてやればいいのに」と彼氏に配慮を求める人も少なくない。
6万5000円を全て出さなくても、2~3万円くらいは負担して良かったのかもしれない。彼氏であれば投稿者の経済事情も把握しているはずだ。その上で彼女が負担に感じているのだから、多少なりともお金を出しても良かったように思える。
とは言え、「本気でタダに乗っかる彼も『なんだかなぁ』という感じですが、後から請求する主さんは超絶感じ悪い」と彼氏の対応に疑問を持ちつつも、投稿者に対する批判的な意見が寄せられた。
やはり、「ニセコに行きたい」という感情を優先するあまり、後先見ずの説得をしたのがよくなかったと思われる。今後はよく話し合う必要がありそうだ。