従業員の9割以上が「働きやすさ」を実感!コ―ボー流・快適な職場作りのヒント | キャリコネニュース
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従業員の9割以上が「働きやすさ」を実感!コ―ボー流・快適な職場作りのヒント

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マーケティング事業(SEO、SEMコンサルティング) 、クリエイティブ事業(デザイン、システム開発) 、HR事業(SES・人材紹介サービス) 、自社メディア事業会社の4つの事業を展開する株式会社コーボーさん。

DNA(大切な価値観)として、「職人としてのスキルを高め続ける・顧客に価値を生み出す」「仲間を大切に、その大切な仲間に快適でご機嫌に働いてもらう」を掲げており、濃密な仕事と良質な休息を重んじた企業運営に伴う福利厚生や人事制度設計をしています。

2020年12月にホワイト企業認定 ゴールドを取得。様々な福利厚生と設計方法、課題解決方法について、企画管理本部 人事・総務部 人事責任者の梁瀬さんにお話を伺いました。

仲間が快適でご機嫌な環境で働く制度を!

――自社の特徴的な取り組み・制度の概要を教えてください

弊社では働きづらさを解消し、色々な職種、色々な環境や状況の中でも働きやすさを追求した福利厚生・制度を展開しています。ビジネスアスリート手当(ジムや整体等で身体を整える)/毎月2,000円、スキルアップ手当/毎月5,000円、ちょい眠、特にコロナ禍はラジオ体操やクッションやPCスタンドの購入など、25種の様々な福利厚生を展開しています。

――福利厚生の中には利用されない制度もあるかと思いますが、どのように周知、利用促進をしていますか?

福利厚生の多くは、弊社のDNA「職人としてのスキルを高める・顧客に価値を生み出すため」「仲間を大切に、その大切な仲間に快適でご機嫌に働いてもらうため」に沿って作られているため、人事から何か働きかけをしなくても主体的に活用されています。例えば、スキルアップ手当は月5,000円まで会社が書籍やセミナーの参加費を負担する福利厚生ですが、DNAの職人魂に紐づいており、各自が自身の能力を高めるために利用しています。

スキルアップ手当てで購入した書籍や資格を取得した認定証

スキルアップ手当てで購入した書籍や資格を取得した認定証

従業員満足度調査の質問の91%は満足度70%以上を獲得!

――取り組みを展開したことで社内から感じられた効果はありましたか?

年に1回の大規模アンケートを2020年4月に実施した結果、全56質問のうち、51項目である91%は満足度70%以上を獲得しました。昨年は過半数がポジティブ回答をしていた項目が46項目だったので、5項目も伸ばすことが出来ています。また、昨年課題認識していた項目の10項目中、6項目がポジティブ回答に変化していました!

――制度展開以外で課題解決に繋がった取り組みがあれば教えていただけますか?

2019年のアンケート結果では「目標の実現方法が明確か」「一体感を感じることができるか」という項目も課題としてあがっておりました。

まず、「目標の実現方法が明確か」の解決策として、会社の総会やキックオフ等でビジョンや経営方針を濃度高く伝達し、情報整理や内容、順序を各事業統一してかわりやすいように発信していきました。また、代表の経営ビジョンの内容と4つの事業の繋がりをしっかりと見せていく点を意識し、経営陣の方針がしっかり伝わるように発信しています。

「一体感を感じることができるか」という課題解決策として、1か月に一度は全体会議があるので会社やオンラインで全従業員が顔を合わせるようにしています。また、eスポーツ部を発足し事業部関係なく従業員が関わる場作りやチャットツールを活用し会社全体の情報発信をしました。

eスポーツ部の活動風景

eスポーツ部の活動風景

――取り組みを制度化し成果があがるまでに苦労したエピソード があれば教えてください。

人数が少ないながら4つの事業をもっており、また自社外で働いているエンジニアもおり、職種もバラバラな従業員のベクトルを合わせていくことなどは苦労しました。

――ホワイト企業の認定取得を目指したきっかけや目的 を教えてください。

第5回ホワイト企業のアワードのコロナ対策部門の募集で知りました。実は2年前くらいにホワイト企業認定というのがあることは存じていたのですが、改めてこのような客観的にみても名誉のある社会的認知度や地位の高い認定を受けることで、会社としての信頼度や仲間の誇りも上げられたらと思い目指しました。

――ホワイト企業認定取得後に、社内外から得られた効果があれば教えてください。

採用面談などでは客観的に信頼度が増したと思います。認定取得をしたばかりなので、これから得ていきたいポイントです。

――コロナ禍で新設した制度や取り組みがあれば、また、今後課題としていらっしゃる点について教えてください

ラジオ体操、クッションやPCスタンドなど自宅をより快適でご機嫌な仕事場にするための制度展開をしました。またオンライン飲み会なども開催しています。
今後の課題としては、リモートが主流になる中でのコミュニケーション量の増加、その後の一体感の醸成です。

オフィスの様子

オフィスの様子

「いい会社」の要素をホワイト企業認定の審査を通じて可視化することができた

――今後注力してく取り組みがあれば教えてください

今回のホワイト企業認定の審査結果で、リスクマネジメントやダイバーシティー&インクルージョンの部分は更に伸ばしていけるポイントだと思ったので、そこの部分を注力したいです。

例えば、ダイバーシティー&インクルージョンについては、今後も引き続き女性メンバーが活躍できる場を意識的に作っていきたいと思っています。リスクマネジメントについては、取り組める項目が多々あることに気づいたので研修の実施や情報発信などに取り組んでいこうと思っています。認定審査を通じて「いい会社」の要素が可視化することができました。

――最後にホワイト化を目指す企業様へ一言お願いします

弊社は制作の事業やSESの事業など一般的には、過酷な労働環境だと認識される事業を行っていますが、創業時より仲間にとって快適でご機嫌な環境を重んじ、それを積み重ねた結果頂けた認定だと感じています。自分たちの思い次第でホワイト企業は作っていけると思っています!

<ホワイト財団のインタビューページ>

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