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「将来は成功したい」──大きなビジョンをもつ若者が、家電販売の仕事を選んだ理由

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「将来は起業も視野に入れている」と語る杉山 陽。自分を成長させることはなんでもやってみたい、まずは人前で表現する力を成長させたいと思い、ビーモーションへ入社を決めました。初めてのアルバイト経験の中で、彼が得たものに迫ります。【talentbookで読む】

将来の自分のために──他ではできない経験を求めて

最初にビーモーションの仕事が目に止まったのは、時給の高さでした(笑)。

また、昔から人前で話をする経験が多かったことも大きいです。司会など大衆の前で話をすることが好きで、14歳のときには、全校集会などで司会を行う副会長をやっていました。

あと、よく学級委員をしていて、クラス会議では教室の前に立って話していましたね。私自身、目立ちたがり屋だと思います。話をすることで、自分を表現することが好きなんです。

そして、大学在学中は社会に出るための準備期間だと思っていたので、社会人になるうえでのスキルアップをしたいと考えていました。人前で話す経験は社会人にとっては当たり前ですが、大学生で経験できる機会は少ないですから。

話す能力はないよりあったほうが良いと思います。目を見て話せなかったり、ちょっともじもじしてしまったり、自信なく見えたりしてしまうと、あまり良い印象を受けられません。初対面の人と話すのに慣れていると、「この人慣れているな」というように仕事でも信頼してもらえるのではないかな、と。

とはいえ、ほとんどの人は、「人前で製品の魅力を伝えるMCの仕事はハードル高そうだし自分には無理かな」と思って応募しないと思うんですけど、私には苦手意識がありませんでした。なので、MCは未経験でしたが、できそうだなと思って挑戦することにしました。

経験したことがないことへの好奇心は強く、新しいことに飛び込むことに抵抗は全然ないですね。

なので、小さいころ転校した経験やクラス替えの後も割とすぐクラスに馴染んで、「みんなで一緒に遊ぼう」と言うタイプの人間でした。人見知りもせずに自分から話しかけに行きます。そういう経験から、環境が変わっても生きていけるように鍛えられたし、成長できたのではないかな、と。

人生のビジョンは漠然としていますが、「成功したい」という強い想いがあります。だから、何か自分に成長できる事はとりあえずやっておこうかなと思っていますね。

いかに確率をあげるのか?買ってもらうために編み出した創意工夫

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入社してから2021年現在も、尼崎エリアの家電量販店で、筋トレやダイエット効果があるシェイプアップボードを売っています。

アルバイトすること自体初めての経験でしたが、初日も緊張はしませんでした。機械の知識は研修の時に聞いて、最低限覚えて行きました。研修担当者に、他社製品との違いを説明しやすい資料をもらい、それを使用しながらお客様に説明しています。

接客で意識していることは、ゴリ押しするのではなく、お客様にちゃんとヒアリングし、ニーズを聞くことです。他社製品の方がお客様に合っているなと思ったら、「こちらの商品が良い」と正直に言うこともあります。

接客ではどちらの製品がお客様にとって良いかを考えなくてはいけないと思っています。もちろん、売りたい製品を買ってもらえないこともありますが、製品の強みは必ず話して、お客様に判断してもらっていますね。

接客する時は、買ってもらう確率をあげることも意識しています。「このお客様は話を聞いてくださるか」「この方はいろいろ話していただけそうだな」と雰囲気を見て、ピンポイントで話しかけています。更に、製品に興味を持ってもらえそうな人と話すために、わざと製品のスイッチをONにしています。

私が製品であるシェイプアップボードの近くにいるとお客様が近寄って来ないこともあるので、離れたところにいるときも製品を動かしおきます。そうすると、「なにこれ?」と興味を持って自分からボードに乗る方も多いんですよね。

その時、近くにきてさっと声をかけるようにしています。もともと興味がある人なので、買ってもらえる確率が高いんです。

また、話しかける人の性別や目的に併せておすすめポイントを伝えていますね。たとえば女性の場合は、他の製品よりも軽いという特徴を伝えて、持ち運びのしやすさを押します。

シェイプアップボードを買おうとしている人の目的はだいたい、「筋トレ」と「ダイエット」のふたつにわかれているので、そのヒアリングをした後、目的にあった効果を伝えるようにしています。これは7回くらい現場に入って、接客しながら気づいた販売方法ですね。

試行錯誤の中で身につけた忍耐力と、大きな達成感

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働いていて一番嬉しかったのは、笑顔で「買います!」「これ欲しいです!」って言ってもらったときです。自分のプレゼンで製品の魅力が伝わって、お客様の心を動かせた結果ですよね。

もともと違う商品を見るために家電量販店に来ていた方が、その商品を買わずに私がおすすめした製品を買ってくれたこともありました。

購買意欲がなかった人に買ってもらえたということは、自分の接客が魅力的だったということ。購買意識ある人から買ってもらうことと比べると、達成感が全然違いますね。そうした経験は、人に魅力を伝える自信にもつながりました。

逆に、働いていて難しいなと感じたのは、長話をしたにも関わらず、製品を売ることができなかったときです。

ある時、製品に興味を持ってくれているなと思った60代ぐらいの男性のお客様と、45分くらい立ち話をしたんですが、どんどん話は脱線し、途中からただ世間話をしているだけという状況になってしまいました。

私はその世間話を遮って離れるのが申し訳なかったので、ずっと話を聞くほかなく……。そういうときにどうすれば良いのか経験がなかったんです。

あとから、周りの先輩やほかの会社の販売員さんに、「うまく案内しないと仕事にならないよ」と教えてもらいました。相手によって対応方法を変えるのは勉強になりました。

あとは、お客様が製品に対してあまり興味を持ってもらえないときも難しいですね。魅力を伝えれば買ってくれる人もいるので、諦めずに宣伝し続ける、忍耐力とメンタルが重要だなと感じています。

私自身あまり断られるという経験がないので、NGを出されると結構メンタルにくるんです。でも、仕事じゃなかったら知らない人にいきなり話しかける、という経験も出来ないので、そういう時は「売れなくても仕方ないか」くらいに思うようにしています。

そうでないと、生きていけないです(笑)。社会に出ても断られることはあると思うので、今のうちに経験できてよかったなと思います。

また、同じ現場ではないですが、ビーモーションで一緒に働いている友達がいて、週1くらいで会っているんです。もともと私が働いていて、そこに友達を紹介しました。一緒に同じ環境で働いて、販売について相談・共有できるのは良いですね。

アットホームな環境の中で、さらなる自己成長を

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ビーモーションの社員さんは温厚な方が多いです。本社に行くと話しかけてくださり、ときには冗談も言ってくれて楽しいです。初めてアルバイトをする前に研修があり、担当の社員さん方がとにかく優しかったことを覚えています。

私は大学生で社会のことはあまりわかっておらず、「営業の会社は売上第一」で、みんなバチバチしているイメージを持っていました。

しかし実際はそのようなことはなく、ビーモーションはアットホームな環境で居心地が良いです。お互いが助け合おうとする意識や、わからないことがあったら教えてあげようという雰囲気があります。

これから働く人へのメッセージとしてまず、ここなら手厚いサポートと経験豊富な社員さんが多いので安心して働けることを伝えたいです。

また、厳しくて怒られることが多い仕事場だと、正直くじけてしまう時や続けることを悩む時もあると思いますが、ビーモーションではそれがありません。自分のありのままを受け入れてくれるような環境だと思うのでおすすめします。

将来のビジョンはいろいろありますが、今は漠然と「成功したい」という気持ちが強いです。将来、起業なども視野に入れていますが、お金や経験や人脈、経営の知識も足りていないことが正直なところですね。

どういう分野で起業するかも決まっていないですし、就職活動で有利になりやすい英語力もないので、行動力もまだ足りていないと自覚しています。大学1回生はたくさん遊んでしまった時期だったので、2回生からはビーモーションで働くように、将来を意識して生活したいですね。

ビジョン成功のために必要なことは多いですが、まずは、そのうちのひとつである人前で上手に話をすること、そして自分の表現力を磨くことをビーモーションで身につけたいと思っています。

ビーモーション株式会社

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