「手料理を作って待っていてくれるなら専業主婦でもいい」彼氏からの”結婚の条件”にモヤモヤする27歳女性 | キャリコネニュース
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「手料理を作って待っていてくれるなら専業主婦でもいい」彼氏からの”結婚の条件”にモヤモヤする27歳女性

どう思う?

どう思う?

掲示板ミクルに4月中旬、27歳会社員の女性から「この結婚どう思いますか?」という相談が寄せられた。投稿者は、結婚を前提に付き合っている彼氏の”結婚に対するこだわり”にモヤモヤしている。それは、

「手料理を作って、待っていてくれること」
「それが第一希望で、そのためなら仕事を辞めて専業主婦になっても構わない」

というもの。このほか、「手の込んだものは作らなくていい」「給料から貯金分を引いた額でやりくりしてくれれば、ある程度自由にしていい」「妻が働くなら、自分も料理以外の家事をする」と言っているそう。

スレ主は「共働き希望の男性が多い中、とてもいい人にめぐり逢えた」と思う一方で、心のどこかで正体のわからない不安を感じており、この条件についてどう思うか問いかけた。(文:篠原みつき)

「料理ができない人の、”手の込んだものは作らなくていい”はアテにならない」

彼氏は「~していい」を連発し、一見優しい男性にも見える。だが、既婚の筆者から見ると「常に夫の帰りを待つ」ということは、働きにも遊びにも出られず人生が縛られそうで恐ろしい。スレ主の不安もそうした怯えではないだろうか。

スレッドの回答は、「素敵な彼だと思いますけどね」などと彼氏を褒める人もいたが、多くの既婚者からは厳しい意見が出ている。

「料理ができない人の、手の込んだものは作らなくていいはアテにならないですよ。そもそも手料理なんて、全て手が込んでますから」
「料理は、家族の誰でも作れた方がいいですよ。奥さんが調子悪い時に、料理とか作れないと大変だしね」

中には、家事のクオリティの基準が怖いので、彼の実家に行って義母さんに会ってくるよう勧める声も。確かに「母親がやっているのだから、妻にも出来る」と思われてはたまらない。

かつて共働き夫婦が「夕食に簡単なもの」と考えて、夫が「とんかつ!」と言ったことに妻が驚いたという話題もあったが、料理をしない人は、「手料理」には買い物、調理、調理器具含む食器洗いなど多くの家事が発生することをあまり考慮しない。作れないときは冷凍食品や惣菜、外食でもOKなのか、妻が病気のときに自分はどう動くつもりなのか、確認しておいたほうがいいだろう。

年収500万円で専業主婦は「カツカツ」という声も

ちなみにスレ主の彼氏は20代半ばの公務員で、年収は450万円。今後30代になると500万、40代で600万円くらいになりそう、とスレ主は予測している。これに対してスレッドには「年収500万じゃ専業主婦はキツイよ」という指摘も多かった。

「年収500万じゃ専業主婦だと肩身狭い思いますよ。決して裕福な生活ではないですから」
「まずその年収で専業主婦って好きな事したらカツカツだと思いますよ。(夫33歳年収650万、子ども2人、家賃は会社持ちでなしの専業主婦世帯より)」

万が一離婚したくなっても、仕事がないと厳しいという指摘も散見された。将来の学費や、夫が働けなくなったときのリスクに備えるため、また妻が経済的な自由を得るために働きたいと思っても、「手料理を作って待っている」が壁になってしまう恐れは大きい。

スレ主の返信によれば、彼氏は実家暮らしで、朝晩の食事はパート勤務の母親が作っており、食材費がどのくらいかかるものか知らない可能性もあるという。親の時代とは経済状況が違うことにも、認識が甘い面がありそうだ。

ただ、その認識は2人で生活して現実を知れば、変わっていくかもしれない。彼のこだわりは、単なる憧れや甘さによるもので「話せば分かる人」なのか、「どうしても自分の思い通りにならないと気に入らないタイプ」なのか、スレ主はよく見極めたほうがよさそうだ。【参照元:掲示板ミクル https://mikle.jp/】

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