楽天グループは4月23日、「楽天みん就 2022年卒就職人気企業ランキング」の結果を発表した。調査は2020年9月~21年2月にネット上で実施し、22年卒業予定の学生1722人から回答を得た。
就職人気企業ランキングの1位は「伊藤忠商事」(前年3位)だった。2位以降は「NTTデータ」(同1位)、「ソニーミュージックグループ」(同17位)、「味の素」(同2位)、「花王」(同4位)、「楽天グループ」(同11位)などが続いた。
クレジットカード企業、銀行、音楽やゲーム関連企業がランクアップ
業界別で見ると、29位の「JCB」(前年82位)、50位の「三井住友カード」(同134位)が前年から大幅に順位を上げた。75位の「三井住友銀行」(同121位)、76位の「みずほフィナンシャルグループ」(同124位)、86位の「三井住友信託銀行」(同166位)など、銀行も順位を上げた。
さらに、3位の「ソニーミュージックグループ」(同17位)、11位の「エイベックス」(同49位)、19位の「ポニーキャニオン」(同96位)、42位の「任天堂」(同54位)など、音楽やゲーム関連企業がランクアップした。
コロナ感染拡大に伴い、企業選びで重視するようになったことは「経営基盤が安定している」(34.3%)が最多。2位は「リモートワークできる」(27.1%)だった。他には「特に変わらない」(19.6%)「転勤制度がない」(7.4%)などが挙げられた。