実質賃金「4年連続マイナス」の深刻 庶民は悲鳴「物価だけ上がった感じ。枯れる」

アベノミクスによる円安株高政策で、大企業の業績は好調だ。2015年度はトヨタや日立、NTTなど多くの企業で過去最高益を計上。2015年の春闘では2.2%のベースアップが実現。今年も賃上げが予想されている。

16年卒の就活が「売り手市場」となるなど好景気の気配も見られるが、豊かになった実感がない人も多いだろう。それもそのはず。厚労省が2月8日に発表した「毎月勤労統計調査」によると、2015年の働く人1人当たりの実質賃金は、前年比で0.9%減。4年連続でマイナスとなったのだ。

経団連は「定年再雇用が背景にある」と説明するが