「大学無償化」論を疑う 自分で学費を払うことほど、人を真剣に学ばせる方法はない

「大学無償化」どう思いますか?

「大学無償化」どう思いますか?

大学のキャンパスは、まもなく新入生の初々しい笑顔があふれるころだ。しかしそれとは裏腹に、学費の支払いが大変であるという声が、このところ各所で聞こえてくる。教育にはカネがかかるのだから、誰かがその費用を負担しなければならないのだが。

もしも学生自身が払うべきでないとすると、誰が払うのか。カネの出どころとしては、本人以外には寄付金か税金しかない。「本人の負担を減らせ」というのは「寄付金か税金のどちらかに肩代わりさせろ」と言っているのに等しい。(文:小田切尚登)

寄付金制度の充実が「授業料の高騰」に拍車かけるアメリカ