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上司によって異なる指示に板挟みになり、最終的に退職したというエピソードが寄せられた。
栃木県の50代女性(医療・福祉・介護)は、過去に勤務していたドラッグストアで、店長から早出残業を依頼されるのが常だった。
「私が望んだわけでもないのに、店長に『社員よりコスパがいいから出てくれる?』と言われ出勤」
社員の代わりに、人件費の安い非正規雇用に残業をさせるという考えに、女性は納得いかなかったに違いない。それでも渋々、早出や夜の残業に応じていたというが……。(文:林加奈)
「時給は払われましたがモヤモヤして辞めました」
数か月後、女性の早出残業を知ったエリアマネージャーから注意を受けた。
「『早出残業は禁止ですよ!』と言われ訳を話しましたが『残業するな』と、とにかくひたすら叱られました」
店長の指示で残業していたにもかかわらず、叱責されたのは自分だった。会社として指示が統一されていない状況に、女性が困惑したのは当然だろう。
結局、エリアマネージャーの注意は口先だけで、現場の状況は変わらなかったという。「私の残業は当たり前になってしまい口だけで『だめ』でした」と、改善されないまま理不尽な残業は続いた。
「時給は払われましたがモヤモヤして辞めました。8年働きましたがなんかモヤモヤでした」
会社側の都合に振り回され、理不尽な働き方に疲弊した女性の姿がうかがえた。
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理不尽上司にムカついたので「そのまま事務所でエリアマネージャーに電話して退職」
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