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職場の同僚からの何気ない一言が、長年の信頼関係を壊すことがある。投稿を寄せた50代女性(介護士)は、ある資格試験を受ける際に同僚から耳を疑う言葉を投げかけられた。
相手は同じ職場でともに「リーダー業務」をしている同僚の女性。試験を受けることを伝えると、応援してくれるかと思いきや、返ってきたのは
「私は落ちて欲しいと思っている。受かってほしくない」
という否定的な言葉だった。(文:湊真智人)
結果的に「私から距離を置いています」
同僚なりの理由は、「一緒に仕事ができなくなるから」というものだった。親しい関係なのだろう。しかし、これから試験に挑む人にかける言葉ではない。
女性も「日が経つに連れてその言葉は心に突き刺さってしまいました」と、精神的に苦しめられていた。
そして試験当日、同僚からは「頑張ってね」とメールが来たため、女性は「ちょっとした言葉の誤りなのか」と思い直そうとした。しかし、結果待ちの期間に決定的な言葉を浴びせられてしまう。
「今でも落ちて欲しいと思っているよ。私はそう思っている」
女性の苦しみなど意に介さないように、同僚は当初の言葉を再び突きつけた。以前はプライベートでも相手から食事に誘ってくるほど仲が良かったというが、この件を機に女性から距離を置いたという。
幸い試験には無事に合格したそうだが、「今でも心の中に突き刺さったままです」と心の傷は癒えていない様子。相手にとっては寂しさの裏返しだったのかもしれないが、言い方に気を配る必要があったのは確かだ。
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