ピース又吉の新刊タイトルは「夜を乗り越える」 文学に触れて「これであと二年は生きられる」と感じた心境語る

お笑い芸人コンビ「ピース」のボケ担当、という表現が似つかわしくなくなるほど、芥川賞のイメージがすっかり強くなった又吉直樹。新刊のタイトルは「夜を乗り越える」(小学館よしもと新書)という意味ありげなものだ。

生きていれば誰にでも、死にたくなるような苦しい夜がある。そんなとき、ひとつの言葉、一行の文章が自分を救い、その夜をなんとか乗り越えられる。文学には、読書にはそんな力がある――。そんな思いを真摯に伝えている本だ。(文:鈴本なぎこ)

「思春期の自分に聞かせてあげたい」言葉がある