「職住近接」は天国か地獄か? 会社の近くに住んだら住宅手当を支給する「2駅ルール」の是非

職場が近いメリット、デメリット

職場が近いメリット、デメリット

満員電車に長時間揺られて通勤地獄を味わう日常は、日本の大都市では致し方ないことであり、サラリーマン哀愁物語の典型的なシーンとされてきました。しかし、バブル崩壊で地価が落ち着いて都心回帰が進み、労働人口が減り始め、ワークライフバランスが重視されるようになって、徐々に過去のものとなりつつあります。

ベンチャー企業などでは、会社の近くに住むことを奨励して、会社から2駅以内に住んだら住宅手当を支給する「2駅ルール」を導入する会社も増えてきました。これにより組織に良い影響を与えようというわけですが、「職住近接」は果たしてメリットばかりなのでしょうか?(文:人材研究所代表・曽和利光)

会社の経済的負担を増やさずに「一体感」を強める