豊田真由子議員の「暴言リミックスMAD」動画の投稿相次ぐ クラブミュージックやダブステップ調のものも | キャリコネニュース
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豊田真由子議員の「暴言リミックスMAD」動画の投稿相次ぐ クラブミュージックやダブステップ調のものも

元秘書の男性への暴言・暴行が問題となり、自民党を離党した豊田真由子衆議院議員(42)の暴言を使ったリミックス動画(「音MAD」)がニコニコ動画やユーチューブに相次いで投稿されている。

「週刊新潮」は6月21日にユーチューブに「凶暴代議士『豊田真由子』による秘書への”絶叫暴言&暴行傷害”音声」という動画を投稿。この動画には豊田氏が「このハゲー!」「違うだろー!」「これ以上私の評判を下げるな!」と元秘書の男性を罵ったり、叩いたりする音がはっきりと録音されており、これがリミックス動画の素材として使われることになった。

「豊田真由子の声の力が強すぎてうまく混ざらない」と苦心する人も

ニコニコ動画に投稿された「ダブステップ豊田」

ニコニコ動画に投稿された「ダブステップ豊田」

22日にニコニコ動画に公開された「ダブステップ豊田」では、細切れにされた暴言が強烈なビートに合わせて繰り返されている。「早速作ったか」「良質なシャウトで草」といったコメントが多数書き込まれており、すでに3000回以上再生されている。

「豊田真由子.まゆこMIX」という別の動画では、クラブミュージック風のBGMに合わせて「このハゲー!」「違うだろー!」「どれだけ私の心を叩いてる」が繰り返される。こちらも1500回近く再生されている。

ただ、豊田氏の声の癖がかなり強いため、リミックス作成に苦心している人もいるようだ。ツイッターには、「このハゲワイリミックス、TM(豊田真由子)氏の声力が強すぎてうまく混ざらない」という投稿もあった。

以前にも、政治家の発言を素材にした動画が投稿されたことはあった。2002年に北方領土にある、いわゆる「ムネオハウス」に関する疑惑が取り沙汰されたときには、鈴木宗男氏の音声や辻本清美議員の国会答弁などをサンプリングした音MADが多数投稿された。2014年に当時兵庫県議員だった野々村竜太郎氏が号泣会見を行ったときも同様の現象が起こっていた。

議員のおかしな言動をMADにするのはもはやインターネット文化の一部となっている。ツイッターでも、「MADが作られそう」と期待する声が出ていた。

「議員辞職して、出家すべき」「自民議員による被害者はたくさんいる模様」

インターネット上では早くもネタにされているが、豊田議員の暴言・暴行はれっきとしたパワハラだ。厚生労働省が労働相談の件数や内容をまとめた報告書によると、2016年にはパワハラを含む「いじめ・嫌がらせ」の相談が7万917件にも上ったという。同省が会社員の男女1万人を対象に行った調査でも、過去3年間にパワハラを受けた人は32.5%もいることがわかっている。

パワハラが社会問題化し、厚生労働省も対策に取り組む中で明らかになった現役議員のパワハラ。ツイッターでは、「パワハラ、セクハラ、ブラック企業を取り締まるべき厚労官僚出身議員の犯罪ですから、議員辞職して、出家すべきです」と怒りを露わにする人が相次いだ。

また自民党の河村健夫元官房長官(74)が「あんな男の代議士はいっぱいいる」と発言したという報道を受けて「どうやら自民議員による被害者はたくさんいる模様。野党は『自民パワハラ調査チーム』も作ったらいいんじゃないの?」と提案する人もいた。

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