アニメやゲームの「学園恋愛モノ」が廃れたのはなぜか スマホの普及やプレイ時間の長時間化が背景に

近ごろ、「異世界」や「転生」といった設定を持つライトノベルやアニメがすっかりブームの様相を呈している。近作のアニメを見ても、「この素晴らしい世界に祝福を!」や「Re:ゼロから始める異世界生活」、「幼女戦記」など「異世界」を舞台にしたアニメが続く。他にも2016年12月から2017年8月にかけて、「ドラゴンボール外伝 転生したらヤムチャだった件」が集英社のウェブ漫画サイト「少年ジャンプ+」で連載されていた。

一方、すっかりなりをひそめてしまっているのが、「学園モノ」だ。一口に学園モノといっても様々なものがあるが、ここ数年で特に「学園恋愛モノ」がめっきり姿を消してしまっている。男女の恋愛を描いたアニメヒット作としては2016年の「君の名は。」や「聲の形」があるが、いずれも学校が舞台の中心ではなかった。

つまり、「恋愛モノ」自体が敬遠されているわけではなく、どうも学校がその舞台に選ばれなくなってしまっているようだ。「学園恋愛モノ」冬の時代と言っても過言ではないだろう。なぜ、こうなってしまったのか。(文:河嶌太郎)

「学園恋愛モノ」から恋愛要素のない「日常系」へ