田舎でありがちなこと 「苗字ではなく屋号で呼び合う」「コンビニの駐車場が広い」

僕は宮崎県の北部で生まれ育った。いわゆる生粋の田舎者だ。民放はチャンネルが2つしか映らない地域だったので、子供の頃見たかったアニメも大抵は放送すらされていなかった。

雑誌が店頭に並ぶのも、発売日から3日も4日も後のことだったし、町で一番高い建物はダイエーだった。そのダイエーもいつの間にか解体されて、消防署になっていた。

必然と思春期には都会への憧れも沸いたものだけど、いざ上京してみると都会は都会でルールも多くて、すぐに田舎に引っ込んでしまった。

今は新潟に住んでいるが、このぐらいの適度な田舎で、新幹線で2時間以内に東京にも足を運べるような場所がちょうどいい。(文:松本ミゾレ)

当時の時給は680円、若者は稼ぐために地元を出ていく