社長は「社員の大量退職」が発生しても落ち込むな! 明るく楽しい未来が待っているかもしれない理由

私は様々な会社の人事コンサルティングをしていますが、組織課題として「社員の退職」をあげる会社は少なくありません。特に事業上の問題が起こった会社などからは、まるで火事場から逃げ出す動物たちのように大量退職が続くこともよくあります。

経営者としてそのような状況に直面すれば、落ち込む気持ちを抑えられないのも仕方ありません。しかし過去の事例を見てみると、意外にもそれを契機に職場が明るくなり、前向きな改革が進みやすくなったケースもあるのです。(文:人材研究所代表・曽和利光)

辞めていくのは「職場にネガティブな思いを抱く人」

大量退職が発生するとき、退職者たちはお互いに励ましあい、辞める勇気を後押ししあって、一斉に辞めていくものです。辞めた直後は会社の悪口を肴に飲むこともありますが、転職先まで同じではない場合が多く、いずれ会うこともなくなっていきます。