羽生選手らのオリンピック記念切手、メルカリで高額転売 宇野選手とのセットで定価の2倍以上のものも | キャリコネニュース
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羽生選手らのオリンピック記念切手、メルカリで高額転売 宇野選手とのセットで定価の2倍以上のものも

日本郵便が2月19日に発売した平昌オリンピックの記念切手が、ネット上で高額転売されている。

日本郵便では「平昌 2018 冬季大会日本代表選手 メダリスト公式フレーム切手」として、五輪メダリストのフレーム切手を、メダル獲得の翌々日の正午から発売している。19日は男子フィギュアスケートで金メダルを獲得した羽生結弦選手と、銀メダルを獲得した宇野昌磨選手の切手が売り出された。

記念切手は、大会でのスケーティングや表彰式の様子などを納めた82円切手が5枚セットで、1シート1400円。取り扱う郵便局が限られているためか、販売直後からネットショップにはアクセスし辛い状況が続いている。

こうした中、メルカリで羽生選手を始めとするオリンピック記念切手が大量に出品されていることが分かった。

全国各地から出品、号外新聞記事との抱き合わせも

2シート合わせて6000円の出品

2シート合わせて6000円の出品

日本郵便は大会期間中、随時販売部数を追加するとしている。また、「後日、平昌2018冬季オリンピック日本代表 メダリスト公式フレーム切手 全種類をセット(切手のみ)にして販売する」予定だが、待ちきれない購入希望者がメルカリで買っていると見られる。

東京都のある出品者は、羽生選手の切手シート1枚に、共同通信社が発行する「平昌オリンピックパラリンピック観戦ガイド」(300円)を付け、2888円で出品していた。2つ合わせた定価の値段より1000円ほど高いが、取引が成立していた。

宮城県の出品者は、羽生選手の切手シート1枚を2399円で出品。ネット販売を利用したのか「手元にまだないので、発送予定は2月末になります」と記している。メダル獲得の号外2種と、羽生選手、宇野選手の切手シートを合わせ、5555円で出品している人もいた。高いものになると、それぞれの切手1枚ずつ、合わせて2枚で6000円と、定価の2倍以上する出品もある。

ネット販売のほか、郵便振替で3月下旬まで購入可能

高額転売が相次いでいるが、「郵便局のネットショップ」では3月31日まで、「銀座郵便局での郵便振替による通信販売」では3月30日24時支払い完了分までを注文受付期間に設定。日本郵便の広報担当者は「大会期間中にお求め頂いた方には、全員に行き渡るよう生産する」としているため、購入を焦る必要はない。

日本郵趣協会は、切手シートの高額転売に関してツイッターで

「フリマアプリ『メルカリ』にメダリスト羽生選手・宇野選手のフレーム切手が多数出品され高値で取引されていますが、郵便局ネットショップ(現在アクセス殺到中)で3月31日(土)まで正規購入できます」

と、正規での購入を呼びかけていた。

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