「一番恐ろしいのは国語力のあるいじめっ子」 岩井志麻子、尾木ママの「国語が苦手な子はいじめっ子になりやすい」説にコメント

画像は番組公式サイトから

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尾木ママの発言についてネットでは賛否両論。「当たっている気がする」「相手の気持ちが理解出来ないからこそいじめっ子になるのか」などという声も出ていたが、「国語が苦手だったけどイジメっ子側に回る事なんて1度もなかった」「性格や環境の方が大きな要因だと思う」などといった否定的な声もあった。

3月1日の「5時に夢中!」(TOKYO MX)でこの話題が取り上げられると、作家でコメンテーターの岩井志麻子が「一番恐ろしいのは国語力のあるいじめっ子」だと指摘した。

「だって相手を推察というか、いろいろな想像力が働くわけだから、何を言われたら一番傷つくかとかどうやって追い込むかとか、国語力に長けている人がやったら本当に逃げ場がなくなる」(岩井)

国語力のないいじめっ子は「バカ、デブ、ブス」といった単純な罵倒になりがちだが、国語力のある子のいじめはそれより陰湿だとし、「本当にこっちの内臓をエグるようなことを、的確かつ鋭い切り口で言われると本当に死にたくなる。国語力のある人にいじめっ子になってほしくない」とコメントした。

確かに岩井のいうように、相手の気持ちを読み取る能力の高い人間に追い込まれるのは相当キツそうだ。いじめっ子としての「数」が多いのは尾木ママの言うように国語力の低い子なのかもしれないが、いじめの内容がハードなのは国語力が高い子のような気がする。

そういう意味では幼少期の「読み聞かせ」が大事か

一方で、新潮社の中瀬ゆかりは「人の気持ちを読めない子ども」が増えているとコメント。いわゆる「行間を読む」能力というのは人の気持ちを読む能力に繋がるとし、

「子どもの頃からの読み聞かせや絵本など物語の力はすごいなと。そういうことが人間性を豊かにしていく」

と幼い頃からの絵本や物語による情緒教育の大切さを説いていた。番組の中で尾木ママは「ごっこ遊び」も良いと言っていたが、読み聞かせにしろごっこ遊びにしろ「いろんな人の気持ちを想像する」という訓練が重要なのは間違いなさそうだ。