生理を遅らせるために「風邪薬を飲む」マイナビウーマンが記事取り下げ 「誤解を招く表現あった」 | キャリコネニュース
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生理を遅らせるために「風邪薬を飲む」マイナビウーマンが記事取り下げ 「誤解を招く表現あった」

マイナビウーマン3月29日、同サイトの「えいっ! ピルを飲まずに生理日を遅らせる6つの裏ワザ」の記事を削除したと発表した。

記事は2016年11月に掲載されたもので、ピルを飲まずに生理を遅らせる方法として「風邪薬を飲む」「体調を崩す」などと記載。同サイトは記事に「誤解を招く表現」があったとし「内容が不適切と判断し、該当記事を削除させていただきました」と説明している。

記事を作成したのは外部の編集プロダクション 昨年炎上した有休記事も制作

問題になった記事(現在は削除済み)

問題になった記事(現在は削除済み)

記事では、22~34歳の女性115人を対象にしたアンケートを元に、ピルを飲まずに生理日を遅らせる方法として、

「ストレスをためる」「ダイエットをする」
「体調を崩す」「食事のバランスを崩す」
「豆乳を飲む」「風邪薬を飲む」

の6つを紹介。記事のまとめには「くれぐれも無茶なことはし過ぎないようしましょう」と記載していたが、風邪でないのに風邪薬を飲んだり、極端なダイエットを「生理を遅らせる裏ワザ」として紹介しておきながら、読者にそんな注意を促すのは道理が通らないだろう。

ブロガーのイケダハヤトさんも29日のブログでこの記事を取り上げ、「第二のWELQになる予感」と言及していた。

当該記事は編集プロダクションの「ファナティック」が作成。マイナビウーマンでは2017年1月にも、「意味わかんない!『社会人としてありえない』有休取得理由7つ!」という記事を掲載し、「有休の理由なんてなんでもいいだろ」と批判を浴びて削除していたが、この有休記事もファナティックが制作したものだった。

マイナビウーマン編集部では今回の騒動について「本件を重く受け止め、他の記事についても不適切な内容がないかの確認を併せて進めます」と発表している。

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