2019年卒の学生、売り手市場で大手志向が過半数に 3年連続の増加 | キャリコネニュース
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2019年卒の学生、売り手市場で大手志向が過半数に 3年連続の増加

マイナビは5月1日、「2019年卒マイナビ大学生就職意識調査」の結果を発表した。調査は、2019年3月卒業見込みの大学3年生と大学院1年生の計1万5894人を対象に実施した。

「絶対に大手企業がよい」と回答した学生は11.4%、「自分のやりたい仕事ができるのであれば大手企業がよい」が43.1%で、合わせて54.5%の学生が「大手企業志向」であることがわかった。

「大手企業志向」の学生は、3年連続で増加している。背景には売り手市場による就職環境の好転があるとマイナビは指摘している。

過半数が「海外勤務はしたくない」 内向き志向顕著

売り手市場を背景に大手志向の学生が増加

売り手市場を背景に大手志向の学生が増加

どのような企業で働きたいか聞くと、「自分のやりたい仕事(職種)ができる会社」が38.1%で最も多かった。2番目に多かったのは、「安定している会社」(33%)で、3番目は「給料の良い会社」(15.4%)となった。

「やりたい仕事」や「働きがいのある会社」、「社風が良い会社」といったやりがいや職場の雰囲気を重視する学生は減少傾向にあるが、「安定している会社」や「給料の良い会社」と答える学生は増加している。

志望職種は「営業企画・営業部門」が26.0%で9年連続1位だった。特に文系男子は45.6%と半数近い学生が営業を志望している。

2番目は「商品企画・開発・設計部門」、3番目は「総務・経理・人事などの管理部門」だった。理系では、男女ともに「研究・開発部門」が約3割となっている。

近年、学生が内向き志向になっていると言われて久しい。実際、「海外勤務はしたくない」という学生が合計で51.1%に上っている。

「希望する勤務地なら海外で勤務したい」は30.7%、「やりたい仕事があるので海外で勤務したい」が9.3%だった。「仕事内容に関わらず海外勤務したい」という学生は8.9%に留まっている。

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