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LGBTの約4割が家探しで苦労 「女性同士の入居を不審がられた」「断られた」

LGBTへの理解が徐々に広まりつつあるが、家探しではまだ苦労することもあるようだ。リクルート住まいカンパニーが運営する住宅情報サイト「SUUMO(スーモ)」は5月24日、「同性カップル調査」の中から、住まい探しや同居してからの生活に関する結果をまとめ発表した。調査は18~59歳のLGBT364人を対象に行われた。

賃貸か購入かにかかわらず、家探しをする際にカミングアウトしたかどうか聞くと、「カミングアウトする必要がなかったのでしなかった」という人が45.9%に上った。カミングアウトした人は全体の41%で、内訳は「積極的にカミングアウトした」が25.4%、「関係などを聞かれて仕方なくした」が15.6%だった。

「物件を探してもらえなくなると思った」とカミングアウトを恐れる人も

偏見を持つ家主や不動産業者も……。

偏見を持つ家主や不動産業者も……。

積極的にした人にその理由を聞くと、次のような意見が寄せられた。

「自分から打ち明けることで、その後のやり取りにおいて信頼をもってもらうため」(25歳・男性・ゲイ)
「カミングアウトしたほうが、あとから露呈してトラブルになるより得策だと感じた」(50歳・男性・バイセクシュアル)

また、「カミングアウトする必要がなかった」の割合を男女別にみると、女性同士のカップルでは52%で、男性同士の41.7%を10ポイント以上上回っている。「女性二人でのシェアハウスですがいいですかと聞いたらOKだったので、特に話す必要がなかった」(44歳・女性・バイセクシュアル)といった声も寄せられており、女性同士の方が家を借りやすいのかもしれない。

一方、男性同士のカップルだと偏見を持たれるのではないかと不安に思う人が多いようだ。

「同性パートナーだというと物件を探してもらえなくなると思った」(53歳・男性・ゲイ)
「カミングアウトすることが怖かった」(52歳・男性・ゲイ)

「LGBTへの配慮がある行政区に相談し、 円滑に住居を見つけられた」

LGBTであることで苦労したかどうかを聞くと、「非常に苦労した」が16.4%、「やや苦労した」が27.9%で、4割以上が苦労したことがわかった。男女別では、男性同士だと「非常に苦労した」が22.2%で、女性同士の8%を大幅に上回っている。やはり男性同士の方が偏見を持たれやすいようだ。

実際に苦労した人たちからは、「女性同士の入居に不信がられてしまった」(33歳・女性・バイセクシュアル)、「断られた」(29歳・男性・ゲイ)といった体験談が寄せられた。一方で、「LGBTへの配慮がある行政区に相談し、 円滑に住居を見つけられた」(36歳・男性・ゲイ)という人もいた。

出典:SUUMO(2018年5月24日)

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