若手社会人の半数「1人暮らしをして親に感謝の気持ちを持つようになった」 4割は「親と良い距離感を保てるようになった」
レオパレス21は5月24日、「若手社会人の一人暮らし」に関する意識・実態調査の結果を発表した。調査は今年5月にインターネットで実施し、1人暮らしをしている社会人1~5年目の未婚男女600人から回答を得た。
1人暮らしを初めてから親に対する意識がどのように変わったかを聞くと「これまでよりも親に感謝の気持ちを持つようになった」(47%)、「親の苦労がわかるようになった」(44.8%)が最多となった。
1人暮らしで「親離れしていないと分かった」が2割、「親が子離れできていない」が1割
3位は「お互いに過度の干渉がなくなりちょうど良い距離感を保てるようになった」(37.5%)が入ったが、4位に「自分が”親離れ”できていないことが分かった」(17.2%)となった。また「親が”子離れ”できていないことがわかった」(9.8%)という人もいた。
また親との連絡頻度は「週に1度」(26.7%)、「月に1度」(26.5%)という人が多かった。「毎日」という人も8.3%いるが、半年以上に1度という人も合計8.5%いた。
1人暮らしで困ったことを聞くと「食事」(46.5%)と半数近くが回答している。次いで「掃除」(29.5%)、「体調管理」(29.2%)、「洗濯」(21.3%)、「孤独」(19%)、「ゴミ出し」(16.3%)、「水道やガスの手続き」(13%)と続く。
AIスピーカーの音声アシストは「高橋一生」「玉木宏」「福山雅治」にお願いしたい?
現在、様々な分野でIoT(インターネットオブシングス)対応機器が増えている。IoTとは身の回りのものがインターネットでつながる仕組みのことで、家電製品の音声操作や遠隔操作のほか、防犯機器などをネットワークでつないで一括管理することが可能となる。
この様なIoT化された賃貸住宅に住んでみたいか聞くと、1人暮らしの46.8%が「住みたい」と回答した。IoT化された賃貸住宅のために現在の家賃にプラスしていくら払ってもよいかを聞くと「1000円以下」(22.8%)、「5000円」(22.4%)、「3000円」(21.7%)の回答が上位となった。
またAIスピーカーの音声アシスタントをお願いしたい有名人に尋ねたところ、男性1位同率で高橋一生さん、玉木宏さん、福山雅治さんがランクイン。3人共に「声が印象的」「低音ボイスに惹かれる」という理由が多く挙がった。
女性は1位が広瀬すずさんで、「(声で)部屋の居心地がよくなりそう」などの声が寄せられた。2位は石原さとみさん、3位新垣結衣さん・有村架純さんとなっている。