2018年度の新入社員「仕事はプライベートを充実させる手段」が過半数に 上司に望むこと1位は「親しみやすさ」 | キャリコネニュース
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2018年度の新入社員「仕事はプライベートを充実させる手段」が過半数に 上司に望むこと1位は「親しみやすさ」

人材教育コンサルティング会社のヒップスターゲートは6月20日、2018年度の新入社員1672人を対象に、実施した「仕事への意識や価値観に対する調査」を発表した。

新入社員が求めることとは……?

新入社員が求めることとは……?

「会社に対して望むこと」を聞くと、最も多かったのは「人間関係が良好」(61.3%)で、次いで「希望の職種、勤務地(海外を含む)」(20.8%)だった。以後、「定期的な昇給・昇格」(7.7%)、「残業が少ない、あるいは無い」(5.0%)、「充実した教育、研修体系」(3.7%)と続く。

やりがいに繋がる「職種・勤務地」「定期昇給」や、業務そのものに関わる「就労時間」「教育体系」といった項目を、メンタルに関わる「会社の人間関係」が大幅に上回った。

「上司に対して望むこと」の回答として、「親しみやすさ」」(34.9%)、「丁寧な指導」(23.8%)、「公平な評価、平等性」(22.5%)が上位にランクインした。自主性や厳しさが求められる「意見の尊重」(10.3%)「リーダーシップ」(7.8%)の項目には回答が集まらなかった。

働き方については「余暇やプライベートも充実させたい」が1位

「昇格、出世について」は、1位「ある程度の出世はしたいが、とくにこだわりはない」という回答は51.9%で過半数に達した。一方で2位の「部長になり、部門戦略をたてマネジメントしたい」という回答は19.1%に過ぎず、平社員でいたくはないが、出世をして組織に密接に関わっていくことには興味がないといった様子がうかがえる。

「働き方について」では1位の「余暇やプライベートも充実させたい」が50.3%にのぼり、2位の「仕事に打ち込みキャリアアップを図りたい」はわずか18.8%に留まった。新入社員にとって仕事をする意味は、個人の生活のためであり、企業側との意識のかい離があると思われる。

「給与・賞与の使い方」では、1位に「旅行・レジャー・車・服飾などの趣味」 (41.7%)、2位は「生活費、貯蓄、奨学金などの返済」(41.3%)だった。前の設問で「余暇やプライベートを充実」と回答した内容が頷ける。

「社会人になって期待していること」の質問では、「自己成長」31.8%、「出会い」27.5%、「経済的な自立」19.3%、「社会や他者貢献」18.5%ということが明らかになり社会人1年目としての晴々した心持ちと覚悟が感じられる結果だった。

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