「膣、それはあなたのすべてを表す宇宙」「CHITSUパワー」 女性誌ELLEのトンデモ記事にネット騒然、閲覧不可に | キャリコネニュース
おかげさまで11周年 メルマガ読者数
65万人以上!

「膣、それはあなたのすべてを表す宇宙」「CHITSUパワー」 女性誌ELLEのトンデモ記事にネット騒然、閲覧不可に

女性誌「ELLE」がオンラインに掲載した「”CHITSU”パワーに注目! ”CHITSU”を鍛えるすべての方法」という記事が「トンデモ」「オカルト」とネットで話題になっている。

記事自体は昨年10月に公開されたものだが、「ELLE Japan」が7月22日、ツイッター公式アカウントで再度紹介し、炎上した。7月24日には記事が閲覧できなくなり、該当のツイートも削除されている。同様の記事は昨年10月「ELLE girl」にも掲載されていたが、こちらも現在は閲覧することができない。

インターネットには信憑性のない医療情報や、医師が監修したと偽っている記事が氾濫し、社会問題となっている。残念ながら、老舗の女性誌でも同様の問題が起こりうるようだ。

おりものや経血を見れば「妊娠できる体質かもひと目でわかる」と主張

該当記事は現在閲覧することができない

該当記事は現在閲覧することができない

記事を監修したのは、フィトテラピスト(植物療法士)の森田敦子さん。フランス国立パリ13大学で植物薬理学を修めているという。日本における植物療法の第一人者だというが、医師の資格はないようだ。

記事は”生理やセックス、出産に関わる大切な箇所である膣の状態をきちんと把握し、ケアしておくことが大切”と謳い、膣トレーニングを勧める内容になっている。それだけならさほど問題ないが、「膣、それはあなたのすべてを表す宇宙」といったサブタイトルや突飛な説明文からは”オカルト”くささが漂う。

「膣から出るおりものや経血を見れば、食べているものや睡眠状態、ストレスやタバコ、お酒の有無など、その人のライフスタイルと健康状態がわかります。妊娠できる体質かもひと目でわかるし、生理の遅れや月経痛、PMSなどの不調もすべて膣とつながった卵巣や子宮に関わるもの。膣は単なる子宮の入り口にとどまらず、私たちの健康と切り離せない、ひとつの宇宙のような重要な存在」

生理についても一家言あるようで、「経血がいつまでもダラダラ出て生理が長引くような膣ではダメ」「筋肉層からなる膣を鍛えて、経血を毎月しっかり押し流して出し切る力を養えば生理もラクになる」としている。

また筋力と「粘液力」を維持するためにも「”セックス離れ”は絶対に避けるべき」だという。

「快感を感じる際に出る(中略)愛情ホルモンが脳から分泌される機会を失うと、これらと密接にリンクしている感受性まで乏しくなるんです。感動できず、常にイライラし、ときにヒステリックになる人も実際にいます。セクシャリティの面で体に満足感があると穏やかな気持でいられる、というのは医学的にも根拠があることなんですよ」
「生理やセックスをどう捉えるかを含め、幸せ観や人生観に通じるものを全部受け持っているのが膣」

産婦人科医「なにもかもすがすがしいくらいに間違っててコーヒー吹いたw」

この記事がエル・ジャパンのツイッターアカウントで紹介されるやいなや、「”CHITSU”パワー」という奇妙な言葉にネットが騒然となった。また、”セックスしなければヒステリックになる”といった物言いには、「セックスは自分の意思でするものです、女性を脅迫しないで」と反発する声も多かった。「なぜ植物療法士が語るのか?で、その資格なんなの?」と医師でない人が医学的な説明をすることに疑問を持つ人もいた。

産婦人科医のタビトラさん(@tabitora1013)も7月23日、「久しぶりになにもかもすがすがしいくらいに間違っててコーヒー吹いたwおりものや経血見ただけで妊娠できるかどうかまでわかるとかこんな嘘知識載っけていいんすかw」とツイートしていた。やはり医学的な信憑性はないようだ。

記事を作成する際、医師に確認していないのだろうか、またなぜ記事が閲覧できなくなっているのか。キャリコネニュースが、ELLE編集部に問い合わせたところ、次のような回答が返ってきた。

「みなさまのご意見につきましてはありがたく拝聴しております。ご指摘につきまして編集部で真摯に受け止め、今後の記事作成の参考にさせていただきます」

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. 世帯年収1000万円の本音「この収入で贅沢できるなんて40年前の基準」「税金が高すぎ。最も割を食う層」
  2. 職場でハラスメント行為をしている人に匿名メールで注意するサービス提供開始 「裁判・告発レベル」まで対応可
  3. 年720時間の残業上限で「過労死ゼロ」実現なるか 厚労省は勤務間インターバルの導入も検討
  4. 【悲報】カップルのクリスマスの過ごし方1位「自宅でまったり」 理由は「疲れているから」、やはり日本人が完全に疲弊している件
  5. 独身アラサーオタクの悩み「趣味も飽き、萌えアニメを見るだけの日々」 主体性のない残念なオタクになってはいけない
  6. 【ゴールデンウィーク格差】有休で12連休の人がいる一方、「仕事上難しい」と中日に出勤の人も
  7. 新型コロナ対策、緊急事態宣言「遅かったと思う」が7割超 布マスク2枚配布「支持しない」は8割弱
  8. 「禁煙推進はナチスと同じ」「都民ファーストはファシズム路線」 愛煙家の中村うさぎ、菅野完らが喫煙規制に反対
  9. 仮想通貨、不動産投資家の7割「今後も保有するつもりはない」――「信用できない」「公的裏付けがないため不安」
  10. 「ゆとり教育=大失敗」は本当か? 白熱する議論、「学力の二極化」と「環境ガチャ」の先にあるもの

アーカイブ