はるかぜちゃん、独自のいじめ防止策を提案「いじめ題材の演劇を学校でやって全ての立場を経験する」「クラスは廃止」

画像は公式サイトをキャプチャ

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春名さんは通う単位制の高校にはクラスがないため、いじめが起きにくい環境だと言う。

「この何十年も続いている、同じ年の子どもを30人くらい集めて、1年間同じメンバーで同じ教室に通わせるというデスゲームの冒頭のような形態を、なぜ変えないのかと思っていて。一つの場所に集められると、大人でも家族でも恋人同士でもストレスって溜まってくるじゃないですか。そういう状況を変えてほしいなと思っています」

人が流動化する環境を作れば、人間関係のストレスを減らし、いじめを回避できるという見立てだ。

ただ、クラスを無くすことは簡単ではない。そのため代替案として「第三者ですらない委員会を作ろう」と主張した。問題が起きたときに設置される第三者委員会は、委員会の人間が裏で関係者と繋がっているなど、厳密な第三者と言えないケースが存在するという見方から、「民間の探偵会社とかを使ったほうが公平なんじゃないか」と意見を述べた。

また、いじめなどで学校に通えなくなった子どもが転校・引っ越ししやすいよう、税金をかけてほしいとも主張した。

「大人ってすぐに『逃げればいいじゃん』『死ぬくらいなら学校行かなきゃいいじゃん』って言うけど、学校を行かなかった子どもの未来を考えてはくれないんですね。全ての子どもが平等に教育を受けられるっていうのが義務教育であるべきだと思うので、お金をかけてほしい」

あらゆる環境でも平等に教育が受けれるよう、国は投資すべきだと語った。税金が難しいなら、「民間の保険会社とかで”いじめ保険”っていうのを学校と結ぶ形にして、やってもらえたらいいな」と、いじめが原因で発生する費用を保険会社が負担するようなサービスを提案。これには司会の堀潤さんも「面白いアイデアですね」と称賛していた。

「いじめた側、いじめられた側、見る側を演劇で体験すると、クラス内で流動性を作れる」

加えて「『いじめは犯罪』って言って脅すのを止めてほしい」とコメント。理由は、「犯罪になるようないじめしかいじめと認識されなくなっちゃう」からだという。

「いじめって暴力とかじゃなくて、証拠の残りにくいものに近いんです。無視だとか陰口、バイ菌扱いもそうですね」

犯罪に認定されないものも罪として感じてもらうためと定義してしまい、逆にいじめを見えにくくしてしまう可能性を指摘した。

そして最後に「学校で演劇をやろう」と話す春名さん。いじめを題材にした作品をクラスで演じることで、

「誰もがいじめた側、いじめられた側、見ている側も経験したことがある状況になる。クラス30人の固定メンバーでもいろんな立ち位置になっているから、親友になったりならなかったりする。クラスの中で流動性を作れる」

と説明する。擬似的に心情を経験することが、いじめ予防につながるという独自の見解を語った。