災害避難で持っていくもの「スマホ」が「お金」越え1位 ペットの避難「どうしていいかわからない」20代男性で最多 | キャリコネニュース
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災害避難で持っていくもの「スマホ」が「お金」越え1位 ペットの避難「どうしていいかわからない」20代男性で最多

ビッグローブは9月19日、災害に関する意識調査の結果を発表した。調査は8月末、スマホを持つ20代から60代の男女1000人を対象に、インターネットで実施した。

災害発生後、避難時に必ず持っていくものを複数回答で聞いたところ、「お金(財布)」(85.8%)を「携帯電話」(86.9%)がわずかに上回り1位になった。携帯電話は、今や通話以外の機能が充実している。スマホ1つあれば、インターネットラジオで情報収集ができ、電話回線が繋がらない場合、SNSで家族と連絡を取ることも可能だ。こうした利便性が1位獲得に繋がったと見られる。

被災者の情報源「ネットニュース」が3位 友人・家族より上位

安否連絡・情報収集、場合によっては電子マネーと、一台で色々使えるスマホは今や必需品に。

安否連絡・情報収集、場合によっては電子マネーと、一台で色々使えるスマホは今や必需品に。

3位は水(62%)で、4位は「充電器」(56.1%)。「充電器」は、携帯電話の持ち出しに伴い高順位になったと思われる。

災害時に不安に思うこととして最も多かったのは、「家族や知人との連絡」と「災害による自分の身の安全」で、どちらも68.9%。以降「飲料水・食料」(63.2%)、「トイレ」(60.6%)と続く。「避難場所・避難方法」は全体の48%が不安と答えたが、男女別に見ると、20代と30代女性は61%が不安と回答していて、全体の値を大きく上回った。

「災害時の情報で知りたいと思うこと」は、「被害や復興の状況」が65.9%で1位。そのほか、「被災者の状況」(48.4%)、「政府・地方自治体の支援策」(40.1%)と続く。

被災経験者207人に、被災時にどのような方法で情報収集したか聞くと、最も多かったのは「テレビ」で58.9%だった。「ラジオ」(49.8%)、「インターネットニュース」(30.9%)、「友人・知人」(23.7%)、「家族」(21.7%)と続く。「SNS」を利用した人は18.1%と少なかったが、20代に限ると31.1%で、他の年代を10ポイント以上上回った。

「ペットと一緒にいたいので自分も避難しない」40代女性で突出

ペットを飼っている271人を対象に、被災時のペットの扱いについて聞くと、「必ず一緒に連れて避難したい」が56.8%で最多だった。2位は「どうしたら良いのかわからない」(17.7%)、3位は「避難所にはペットを連れて行かない」(14.4%)で、4位には「ペットと一緒にいたいので自分も避難しない」(10%)が入った。

性別・年代別に見ると、「どうしたら良いのかわからない」と回答した人が最も多いのは20代男性(35.5%)で、次いで多かったのは50代女性(34.6%)。「ペットと一緒にいたいので自分も避難しない」人は40代女性で突出して多く、30%。「必ず一緒に連れて避難したい」と回答した人は、男女とも60代で多かった。

また、「ペットは避難所に連れて行かない」が一番多かったのは60代男性で24.1%、次が20代男性で22.6%となっている。

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