レペゼン地球主催「炎上万博」をプロ格闘家YouTuberが批判「止めるの遅かったら後遺症が残るかもしれない」 | キャリコネニュース
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レペゼン地球主催「炎上万博」をプロ格闘家YouTuberが批判「止めるの遅かったら後遺症が残るかもしれない」

画像はYou Tubeをキャプチャ

画像はYou Tubeをキャプチャ

自作自演のパワハラ騒動で話題となったDJ集団のYouTuber「レペゼン地球」が8月8日、「炎上万博」をアリーナ立川立飛(東京都)で開催した。レペゼン地球メンバーと、過去に炎上したYouTuberが総合格闘技のルールで戦うというイベントだ。

かなり注目を集めたイベントだったが、そこで行われた試合の映像を見た人気YouTuberシバターさんが「すごい危ない」と指摘する。

シバターさんは現役のプロレスラーで総合格闘家としても試合に出場したことがある。8月12日に投稿した動画で、

「レフェリーがそもそも普段格闘技をさばいている人じゃない。格闘技のレフェリーの人じゃない。おそらくは素人なんじゃないかと思います」

と語った。

「格闘技ってこういうルールでしょ?ってくらいの知識で素人がルールを作っている」

シバターさんは、YouTuber「ジョーブログ」のジョーさんとレペゼン地球のマネージャーである脇さんとの試合が気になったという。2ラウンド目で、倒れこんだ脇さんの頭部にジョーさんが蹴りを入れ、「完全にTKOみたいな状態」になったが、レフェリーはすぐに試合を止めなかった。

「例えばあそこでジョーブログくんがラッシュでサッカーボールキック、完全に参っている脇くんをマウント取ってボコボコにして、止めるの遅かったら後遺症が残るかもしれないし、一生車椅子になっちゃうことだってある」

また「おそらくはリングドクターもいない」とも推測し、同イベントについて「格闘技ってテレビでやってたらかこういうルールでしょ?ってくらいの知識で素人がルールを作って行われた試合という感じ」と危険性が高いと訴えた。

「素人同士を戦わせるならサッカーボールキックもダメだし、脊椎への肘打ちだとか死界(死角)からのバックマウント取ってパンチとかも禁止にしたりとか、素人同士を戦わせるのであればお互いに致命傷にならないようなケガをしないようなルールでやらなければいけないのにそういうルール設定がされていない」

ジョーブログの「素人を怪我させる試合の決め方はプロ失格」

またシバターさんは「彼(ジョー)プロボクサーでしょ? プロなんでしょ? だったら素人と試合をしてはいけません」と指摘。ジョーさんはプロテストに合格し、プロボクサーとして活動していた時期がある(2018年1月のデビュー戦で引退)。

シバターさんは「相手を完膚なきまでにぶちのめして、しかも怪我をさせるような試合の決め方をしているのが俺はもうプロ失格だと思うし、プロ失格だと思う」と批判した。なおシバターさんも今年3月にリング上でレペゼン地球のDJ社長と殴り合いの喧嘩をしていたが、「あれは怪我人が出ないようにしてます。そこは凄いきっちりやってるつもり」と話す。

この動画に対して、コメント欄では「シバターはガチンコで総合やってただけあって、話に説得力あるな」「格闘家としての真っ当な意見」など称賛の声が相次いだ。

ちなみにジョーブログに投稿された試合直後の様子を収めた動画では、脇さんがジョーさんに「まじこういう経験できてよかったです。プロと戦える経験はやっぱりないんで」と感謝していた。今回は大事には至らなかったが、本来ならシバターさんの言う通り安全面に配慮しなければいけないのだろう。

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