外国人観光客の中には、ラーメンや蕎麦など麺類をすする音が不快に思う人も少なくはない。このような音を”ヌードルハラスメント”と感じる人がいる一方で、麺を噛み切って食べることに苦手意識を持つ人もいる。
ガールズちゃんねるに11月9日、「麺を噛み切る人が苦手」というスレッドが立った。トピ主は、「麺類を食べる時、全部啜らず噛み切って残りを器に戻す人が苦手です」と綴った。一度口につけた食べ物を容器に戻すことが不衛生に思えるようだ。(文:石川祐介)
「途中で噛み切ってまた汁の中に落としてるのが気持ち悪い」
「テレビでも切って食べる人がいて不快だよ」
「同じ人がいて良かった。途中で噛み切ってまた汁の中に落としてるのが気持ち悪い」
「一緒に食べてて、ちょっと食べさせてと言われてそれやられたらイヤだ」
コメント欄には共感の声が散見され、「YouTubeの大食い動画でも指摘多いよね」と麺を噛み切ることが気になる人は少なくはない。
とは言え、「音立てないためじゃないの?」と周囲に気を使って麺を噛み切っている人や、「啜れない人もいるし仕方ないよね」と上手く啜れない人もいるため、安易に敵視することはないのという指摘が多く見られた。
「私は啜れないので、噛み切ることしか出来ない。まさか苦手な人がいたのか」
「家族ぐらいしか麺類一緒に食べないから、他人の食べ方について特に気にしたことないや」
「思ってたより『熱かった』『多かった』って場合もあるだろうし、赤の他人がそんなに嫌がらなくてもいいかなと思う」
トピ主の主張に対して、他人の食べ方に目くじらを立てていることに厳しい意見が相次いだ。「別にマナー違反でもないし、人の食べ方にいちいち文句を言う人のほうが苦手です」とトピ主が他人の食べ方をチェックしていることが不快だという人もいた。
「噛み切るのが嫌という概念を初めて知った。神経質な人は生きるのが辛そう」
「私は啜れないので、噛み切ることしか出来ない。まさか苦手な人がいたのか」
そもそも、麺を噛み切る人に不快感を示す人が存在することをこのトピックを見て初めて知ったという声も見られた。トピ主の考えは圧倒的な多数派とは言い切れず、トピック内でも意見は割れている。
世の中には麺はすするのがマナーという人もいれば、そうでない人もいる。トピ主が麺を噛み切る人が不快なのは分かるが、例えば一緒に行く家族や友人にはその旨を伝えて自分の前では控えてもらうか、もうトピ主自身が外食を避けるしかないのかもしれない。