Webマーケティングを通して、会社を導ける存在へ──関わる人すべてに最大の価値を
Webマーケティングの組織化を加速させるため2019年4月に入社した赤星 諒太。Webコンサルティング会社の事業部長だった赤星がネオキャリアを選んだ理由、そしてネオキャリアのWebマーケティング組織に感じている可能性とは──。【talentbookで読む】
ゼロからのメディア立ち上げ、失敗の連続から学び続ける
2019年4月にネオキャリアへ入社した赤星。その出会いには、前職でのある出来事が関わっている。前職で赤星は、未経験でWebメディアの立ち上げに抜てきされた。それまでWebサービスの営業、ディレクションはしていたが、Webメディアについての知識は一切なく、ゼロからのスタートであった。
赤星 「前職は、設立 5年目のベンチャー企業で働いていました。入社当初は通信回線の提案営業、その後はホームページ作成の提案営業をしていたんです。そんなあるとき、急に代表が『美容系 Webメディアを立ち上げたい!』と言い始めたのですが、社内に知見はなく、美容室のホームページ作成を提案していた私に声がかかりました」
Webメディアを立ち上げたころは、開発・デザインも外部の会社に依頼し、社内に一切知見がなかったという。
赤星 「社内で Webメディアについてわかる人がいないので、インターネット先生に聞きながらでした(笑)。わからないことが多く、うまくいかないことだらけだったので、失敗しながら学びましたね。大変でしたが、企画や戦略を考えることは昔から好きだったので、本当におもしろかったです」
それまでは、営業として目の前のお客様にどのような価値提供をしていけるのかを追及していた赤星。自身で事業を動かすことは彼を大きな成長へと導いた。
赤星 「 Webメディア事業立ち上げも同時に行えたことは、自分の大きなターニングポイントになっています。これまでは用意されたサービスや商品をいかに提案・契約するかを考えていました。
でも、事業を任せられることで、サービス設計、収支計画、組織構成など関わるすべてに責任と関心が強くなりました。会社の中で誰よりも事業について詳しくなることにより、社長からの信頼感も増したと思います。他の会社の社長や役員の対応をする機会も増え、自分の視座も上がりました」
順調に進むにつれ、大規模事業へ挑戦したいと考えるように
前職では、社内で重要なポジションを担っていた赤星。そのころ、会社も事業も順調に拡大しており、次のポジションが約束されている状況であった。今までがむしゃらに仕事に取り組んでいた赤星だが、もっと大規模な事業に挑戦したいと思うようになった。
赤星 「メディア事業も黒字事業に育てることができ、 Webマーケティングのコンサルティングも受注できるほどにスキル・知識を身につけられました。そうして自身の目標も大幅に達成することができていたのですが、次第に物足りなさを感じるようになったんです。
それまでの仕事はどちらかと言うと、少数精鋭で高利益を保持するための事業展開が多く、裁量・スピード感・柔軟性などやりがいは感じていました。前職に残れば、ポジションを上げることもできたと思います。
しかし、自分のスキルをもっと上げたい、自分の力を試したいという気持ちが強くなっていったんですよね」
赤星の転職活動のポイントは明確であった。ベンチャー感を大切にしながらも、従業員数や売上規模を重視し、今までできなかったことに挑戦できる会社を探していた。
赤星 「ネオキャリアは、自分の求めている条件に合っていました。人材ビジネスからテクノロジーまで幅広く事業展開をしていて、これからは Webマーケティングにも力を入れていくという状況だったので、さまざまなことに挑戦できる環境だと思ったんです。
また、スピード感のある決断をしながら、4,000名近い規模でも役員ができる限り現場に介入し、メンバーと一緒に戦うという一体感も生まれていて魅力的でした」
ネオキャリアに入社して半年。さまざまな経験をしてきた赤星に、ネオキャリアはどのように見えているのだろうか。
赤星 「入社して感じることは、若い社員がしっかりと活躍していることです。 20代中盤でもマネージャーとして組織を引っ張っている社員も多くいます。ただ若いからこそ、経験値が不足していると感じることもあります。そこは私たちのような 30代、40代の中途入社組がサポートしていきたいですね」
これからネオキャリア全体のマーケティングを強化していく赤星。マーケティング組織に将来性と課題のどちらも感じていると話す。
赤星 「マーケティングは組織化されたばかりということもあり、まだまだすべてにおいてこれからだと思っています。弊社は入社 1年~ 3年までの若い社員が多いので、マーケティングの知識も経験も、これから身につけていく必要があります。
そのような、今までは体系的に教わる環境もあまりなかった社員に、私の経験を伝えていきたいです。飲み込みが早く、優秀なメンバーばかりなので、これからが楽しみです」
「一期一会」を大切にし、目の前の方に最大限の価値提供を
赤星は、前職でもクライアントから新規クライアントをご紹介いただく機会が多かったと言う。それは偶然ではなく、赤星が大事にしている考えからである。目の前の人が将来仲間になるかもしれないし、自分を助けてくれるかもしれない、そう考えて最大限の価値提供を心がけているのだ。
赤星 「自分が関わった人に対し、何かしらの力になりたいと考えているんです。関わった人は『誰かに自分の話をする』と思って接しています。好印象を抱いていただき、自分のことを他の人に伝えるとき、ポジティブに伝えてもらえるように意識しています。
具体的な行動として『 one action, three merits』を行っています。相手との 1回の接触で情報・アイデア・つながりそうな顧客の 3つを提供できるようにしていますね。『一期一会』を大切にし、目の前の人に今自分ができる最大限の協力を惜しまないようにしています」
目の前の人に自分ができる最大限の協力を行う。そのために、常に情報を収集し、自分自身が成長することを怠らない。
赤星 「常に意識しているのは『発想力・知識量・経験値』です。そのため、アンテナを張り、行動量を増やし、インプットすることを徹底しています。発想力も知識・経験があるからアイデアが浮かびますよね。そのために自身もマーケターとして経験し続けることは大切だと思います。
マーケターとしては、日常的に入ってくる情報すべてをヒントだと思って生活しています。仕事だけに限らず、テレビや外出先での出来事など、世の中の動きに対してマーケティング目線で考えることが重要です。また、さまざまなビジネスモデルに触れることで発想力も鍛えられると思いますので、多くの経営者に会うことも大切にしています」
逆境こそ自分が輝ける場所。苦しいときになんとかできる存在になりたい
さまざまな経験をしてきたからこそ、逆境に強い赤星。苦しいときにネオキャリアを導いていける存在を目指す。
赤星 「今後の目標としては、関わる方々に一貫して最大の価値提供をしたいと思います。たくさんの失敗をしてきたので、失敗するパターンから成功モデルまでを社内で共有し、社員の成長、会社の成長のスピードを上げたいですね。
また、必ず会社が大変で、苦しい時期はあると思います。そのときに救世主になりたいと考えています」
多くの経験をしてきた赤星。今後の自身の課題はどのように感じているのだろうか。
赤星 「前職を通じて多くの経験を積んできましたが、私自身もまだまだこれからの部分が多いと思います。マーケティングは日々変化しているので、常に最新の情報を収集し、アウトプットを続けていく必要があります。
規模感が大きくなるにつれ、これまでになかった課題も増えると思います。そこに関しては、今までの経験を生かしながらトライ&エラーを繰り返していこうと思います」
大規模事業に関わりたいと考えていた赤星にとって、ネオキャリアは理想に近い環境であった。これからどんなことに取り組んでいきたいのだろうか。
赤星 「マーケティングを売上目標達成の中心とし、効率良く売上が上がるしくみやサービスを考えていきたいと思います。そのためには、他の部署の方とも積極的にコミュニケーションを取っていきたいです。私を知らない人も、社内で会ったら気軽に声をかけてほしいですね。
まだ私自身も入社したばかりであり、他の社員からするとどんな人かわからないと思います。過去を語り続けても武勇伝にしかならないので、ネオキャリアでも最大限の価値提供を大切にしたいと思います」
ネオキャリアに入社して約半年──多くのことを経験してきた彼は、これからも目標に向かって走り続けていく。