忘れられない”毒親”への思い「産まなきゃよかった、と言われた」「稼いだ給料を親に使われる」
世の中には家族との関係がうまくいかず、悩んでいる人は少なくない。特に親との関係がぎくしゃくしたまま大人になり、なおも干渉されつづけていたらうんざりしてしまう。
技術職の20代男性からは「稼いだ給料を親に使われる」(20代男性/技術職)といった悲痛な声が寄せられている。親に対してどのような不満を抱えているのだろうか。キャリコネニュースの読者から寄せられたエピソードを紹介する。
「帰宅が遅い母親が悪い」と子どもに教え込む祖父母
シングルマザーの30代女性は、実家で暮らしながら正社員として販売の仕事をしている。両親と協力して子どもを育てている中で、仕事に理解が得られない現状をこう語った。
「仕事が終わらず帰れないのに『いつも帰りが遅い。母親は時間通りに帰ってくるべきだ』と言われる。子どもたちにも私が悪いと教え込んでいる」
子どもを含めた家族の率直な気持ちとして、母親には早く帰宅してほしいというのがあるのかもしれない。しかし、この女性も好きで仕事が遅くなっているわけではなく、本当ならもっと早くに帰宅したいはずだ。女性は
「遊んでいるわけではないのに、自分一人が悪者に」
とつらい心境を吐露した。
「父親が嫌い。切り捨てない母親にもうんざり」
技術職の40代女性は「父親が大嫌い」と綴る。その理由は
「父の両親である祖父母へのコンプレックスが強く、自分の理想とする父親・母親像があるようで、それをやたらと押し付けてくる」
自分の理想をかなえようとして、子どもを巻き込むのは迷惑な話だ。この女性は「うっとうしいので適当に返事をしている」とこぼす。また、「とにかく恵まれない家庭環境でした」と語るのは技術職の20代女性。
「父親がパチンコと不動産で借金まみれになって高校の費用が危うくなった。母親からは幼いころからずっと『産まなきゃよかった』と言われていた」
技術職の40代女性は「父親が嫌い。切り捨てない母親にもうんざり」と語る。どのような理由で父親が嫌いになったのか不明だが、家族関係を改善させる行動に移さなければ、親へ嫌悪感を抱いてしまうようだ。
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