自分も競技者だからこそ、お客様に伴走できる──ZAMSTプロモーターの“走り方”
スポーツ事業部のプロモーション部門に所属する大曽根 悠は転職組のひとり。大学卒業後まったく異なるふたつの企業を経験し、3社目で念願のスポーツ関連の仕事に就きました。自社製品の魅力を伝えるためのプロモーションという仕事に没頭している彼が大事にしていること、そしてZAMSTの魅力について語ります。【talentbookで読む】
前職で確立された「チームで成し遂げたい」という軸
初めに就職した会社は産業用機械のメーカーでした。担当は生産・加工工程で使用する材料を管理する機械の営業。会社は中堅規模ながらカテゴリーではトップシェアと安定していましたが、実際に会社で働く中で「ひとりの力ではなく、チームでひとつのことを成し遂げるような働き方をしたい」という気持ちが強くなり転職を決断しました。
2社目に就職したのはWebを中心とした広告代理店。初めは営業をやって、途中からはWebプロモーションの企画や広告運用の担当となり、クライアントの課題をいかに効果的・効率的に解決するか?ということを一生懸命考え、提案していました。
ここでは社内のメンバーやクライアントと、同じ目標・課題に向け取り組む“チーム”という感覚で仕事ができて、やりがいは得られたんです。ただ次第にクライアントの商品やサービスではなく、自社の製品・サービスをプロモーションする仕事がしたくなってしまって。再び転職活動を始めました。
その中でも、「チームで何かをしたい」という想いは消えませんでした。ふたつ目の会社で働く中で、やはり自分はひとりで働くよりも”チームで働く”方が性に合っているな、と感じたんです。
自分自身、小学4年から2019年現在も続けているサッカー競技を通じて“チームワーク”という考え方がとても好きでした。知らない間に社会人としてのキャリアの中でも、この”チームワーク”というキーワードが自分にとって、とても大切な要素になっていたようです。
転職活動の中で気づいた”スポーツに対する想い”と、シグマックスでの仕事
2度目の転職活動をする中で軸となったのは「自身の製品・サービスの魅力をお客様に伝えたい」というものでした。正直最初はスポーツに絞ってはいなかったんですね。そのためワインを販売する会社やトレーニング機器を扱う会社の方ともお会いして、話を聞いたりもしました。
ただその中で偶然巡り合った日本シグマックスの面接で話を聞いていくうちに、「スポーツに関わる仕事に就きたい」という想いがだんだんと高まっていったんです。
なので、面接が終わってから合否の返答をもらうまでの時間は、とても待ち遠しく不安でした。自分でも気づかないうちに「この会社に入りたい」という気持ちが実は相当に強まっていたのだと思います。
そして無事に内定をもらい、シグマックス入社後はスポーツ事業部のプロモーション部門に配属となりました。現在は、念願のZAMSTのプロモーション担当として、Web(ZAMSTブランドサイト・ZAMST Online)の運用や、ランニング・バドミントン・サッカー競技者に向けた広告宣伝・販売促進を担当しています。
プロモーションの仕事で大切にしていることは、”製品・ブランドに対する信頼をいかにして高めていくか”です。医療メーカー出身であるシグマックスは、単に製品を販売するだけでなく、スポーツによるケガや障がいに関する正しく有益な情報をお届けすることを重視し、Webやさまざまな冊子を通じて発信しています。
これはお客様が持つ悩みに対して適切な製品を選んでいただき、安全かつ効果的にお使いいただくために欠かせない活動であるという考え方です。
またWebや冊子を通じたコミュニケーションは不特定多数に向けた活動ですが、シグマックスはイベントなどを通じたリアルなコミュニケーションをとても重視しています。そのため、私を含めプロモーションスタッフはおのおの担当する競技のイベントを企画から準備・運営までと、日々目まぐるしく活動しています。
”経験による裏付け”が、自社製品の魅力を伝えるための力になる
シグマックスがリアルイベントを重視する取り組みの一例として、ウルトラマラソン*の完走に挑戦するランナーを応援するイベント(練習会)があります。(*ウルトラマラソンはフルマラソン=42.195Kmよりも長い距離を走る競技)
私も運営担当兼参加者としてそのイベントに参加させていただいています。きっかけとなったのは、2年前に参加した「サロマ湖100Kmウルトラマラソン」のメーカーブースでの接客でした。
ブースでは先輩社員と一緒に、翌日レースに参加するランナーに対して製品の説明・販売をやっていたのですが、“ウルトラマラソンを走ったことのある先輩”と“走ったことのない自分”との差を決定的に感じてしまったんです。同じ説明をしていても”自身の経験に裏付けられた言葉の説得力”の差にがくぜんとしました。
やはり実際に走ったことのある人の言葉は背景に実体験があるからこそ、お客様の共感が得られるのだと思い知らされました。当時はまだランニング競技の担当ではなかったのですが「自分も100Kmを走らなければ……。そして自分の言葉で製品の魅力を伝えられるようにならなければ」と。
そしてイベントから戻った後、さっそく1年後のウルトラマラソンを目指してランニングに没頭する生活を始めました。もともとそれなりに運動経験はあったのですが、急激なトレーニングの中ではやはりケガや障がいも多く経験しました。ということで幸か不幸か自分のカラダで数々の自社製品をとことん試す機会にも恵まれたわけです。
1年後のウルトラマラソンに無事完走。その後も2年間で気づけば、100Km大会を3回、60Km大会を2回走っていました。仕事の中でも、毎回多数の参加者を集める「ウルトラランナー応援イベント(練習会)」に、運営兼参加者としてすべて参加させていただいています。その度に皆さんの高いモチベーションに刺激をいただきながら……。
今ではこうした活動の中で出会えた仲間や友人も私にとって大切な”チームの一員”だと思っています。
私は学生時代からずっとサッカーをやっていて、現在も地元のリーグに所属して活動しています。正直”サッカー以上にハマるスポーツなんてないだろう”と思っていましたが、気づけば仕事のためにと始めたウルトラマラソンに、すっかりはまっている自分がいたんです。今まで知らなかったこんなに魅力的なスポーツに出会えたという意味でも、シグマックスに入社して良い経験をさせていただいていますね。
”スポーツのプロモーター”でありたい
これまでシグマックスで働いてきて感じたのは“顧客目線”を大切にしている会社だということ。今でもウルトラマラソンを走っている先輩社員をはじめ、実際にスポーツをしている社員が本当に多いんです。だからこそ「競技者が何を求めているのか?」「競技者がどんな不安を感じているか?」が肌感覚として理解できる。それはとても大きな強みだと感じています。
また、ひとつの仕事に対して”みんなで協力して取り組む”風土があることも魅力ですね。
そんなシグマックスの中で、これから私は自社製品の魅力をもっともっと多くの方々に伝えていきたいと思っています。シグマックスの社員としてという以前に、ひとりの競技者としてZAMSTを使用するようになって、よりその気持ちは強くなりました。ZAMSTは競技者のカラダを守り、サポートすることを目標にした製品ですが、真剣にスポーツに取り組み過酷な状況の中で使ったときに、さらにその真価が実感されるのだと本気で思っています。
また、それだけでなく、スポーツの魅力も伝えていきたいですね。シグマックスに入るまでウルトラマラソンに興味がなかったのに、今や生活の一部になってしまっている──ウルトラマラソンにはそれだけの魅力があります。この競技に取り組む“チームメイトたち”のためにもこの競技の魅力をより広く伝えていきたいですね。
もちろんウルトラマラソンだけでなく、どの競技にもそれぞれ語りつくせないほどの魅力があります。製品とイベントを通してそれを伝えていけたなら──。
「会社、ブランド、製品をプロモーションする」というだけでなく、スポーツ競技の魅力を広く発信できる「スポーツのプロモーター」という存在になれるように、これからも走り続けていきます。
日本シグマックス株式会社
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