【2020年入社】6割の企業「昨年より内定辞退者が増えた」 10人中3人以上に内定辞退される企業は3割にのぼる | キャリコネニュース
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【2020年入社】6割の企業「昨年より内定辞退者が増えた」 10人中3人以上に内定辞退される企業は3割にのぼる

内定辞退率が高くなった企業が6割

内定辞退率が高くなった企業が6割

Marketing-Roboticsは12月、内定辞退に関する調査結果を発表した。調査は2019年12月にネット上で実施し、東京所在の企業で採用担当を行なっている97人から回答を得た。

2020年4月入社の採用活動について、採用目標数の達成度合いを聞くと、最も多かったのは「80~90%未満」(17.5%)。次いで「50~70%未満」「70~80%未満」「90~100%未満」が同率(15.5%)で、「30%未満」(7.2%)、「答えられない」(7.1%)、「110~120%未満」(6.2%)と続く。4割の企業が達成度は8割未満となっている。

9割の企業が「内定辞退率が課題」

「前年と比較し、採用活動は大変だった」と回答した企業は計68%。「変わらない」は22.7%、「わからない」は5.2%、「大変でなかった」は4.1%となった。

近年、企業が頭を抱えている”内定辞退”についても聞いた。内定者通知をした人のうち内定辞退者は「16~20%」(11.3%)が最多だが、同率で「わからない/答えられない」が並んだ。次いで、「6~10%」「21~25%」(ともに10.3%)となった。4社中1社が内定辞退者を31%以上出している。

内定通知後の内定辞退者の割合は前年と比べ増加したかを聞くと、「増えた」が計56.8%となった。内定辞退率を課題として捉えている企業は88.9%にのぼる。採用担当者からは今年の採用活動は大変だったとの声が多かった。

内定者に対するフォローは「メール」「電話」が多い傾向

内定者に対し、入社までにどのようなフォローを行なっているかを聞くと、1位は「メール」(68%)。2位以降、「電話」(59.8%)、「個別の人事面談」(42.3%)、「集合研修(内定者研修など)」(37.1%)、「先輩社員による懇親会」(33%)、「人事による懇親会」(29.9%)、「個別の先輩社員面談」(28.9%)、「インターン」(27.8%)、「個別の役員面談」(19.6%)、「個別の社長面談」(13.4%)と続く。

内定者への入社までのフォローは、内定者が満足いくほど行えていると回答した採用担当者は52.6%。一方、35%は「内定後のフォローが行えていない」と回答した。同社は「企業側はフォロー体制について見直す必要がありそう」とコメントしている。

今年の内定通知者数は、「6~10名」(16.5%)が最多。以降、「1~5名」「151名以上」(同12.4%)、「51~100名」「101~150名」(同9.3%)、「16~20名」(8.2%)と続く。

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