1月に新駅舎が誕生した銀座線渋谷駅。近代的なデザインが注目を集める一方、ネット上では「乗り換え時の動線が悪い」との指摘も目立っていた。リニューアルから3週間を迎えるのを前に、東京メトロがようやく対策に乗り出すようだ。
同社は23日、銀座線渋谷駅構内の混雑状況を車内ディスプレイに表示する実証実験を始めた。駅に設置された防犯カメラの映像から混雑度を解析し、その結果をリアルタイムで乗客に伝える仕組みになっている。
「浅草」「上野」「表参道」の停車時に混雑状況を更新
混雑度は「空いている」「混雑している」「かなり混雑している」の3段階で表示。乗車ホームのほか、階段やエスカレーターなどの同社が”主要”と判断した場所の情報が反映されるようだ。
混雑度情報が更新されるタイミングは「浅草」「上野」「表参道」の3駅に停車中のみ。渋谷駅到着のそれぞれ34分前、29分前、2分前に当たる。
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同社はリリースで
「本実証実験の結果等をもとに、更なる混雑状況の見える化に向けて、様々な技術や配信方法を活用した混雑状況の配信を検討してまいります」
としている。