創業10周年をむかえるFANTASが、ファンとともにつくる未来 | キャリコネニュース
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創業10周年をむかえるFANTASが、ファンとともにつくる未来

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テクノロジーの力と人の力で不動産業界にイノベーションを起こす企業になる──そう決意し、創業から10年の節目をむかえるFANTAS technology(以下FANTAS)。会社規模や取り巻く環境の変化の中にあっても、変わらないものとは。当社のこれまでとこれからについて、創業者の國師 康平が語ります。【talentbookで読む】

FANTAS創業の理由は業界の課題が見えたこと

FANTASは創業から10周年を迎えようとしています。会社を立ち上げるその原点は、創業者・國師 康平の大学時代にまで遡ります。

大学時代、サークルの代表を経験したことをきっかけに、将来は自分の力で社会を変えたいと考え始めた國師。しかし、その時はまだ何をすればいいのかが明確ではなく、まずは企業に就職する選択をしました。

國師 「当時は、ビジョンが定まっておらず、漠然と経営者になりたいと考えていました。ですから、分野を広げ過ぎずに、マーケットの規模と、扱っている商材の取引金額が大きい不動産業界で地に足ついた経験を積もうと考えました」

しかし、大手の不動産会社に入社した國師は、不動産業界全体が抱える問題に直面します。

國師 「不動産業界は何もかもアナログで、情報がブラックボックスに包まれていました。たとえば、街でよく目にする不動産会社の物件情報は、ほとんど紙で管理されており、今のようにインターネットで簡単にアクセスできる状態ではありませんでした。

また、これはいまだに改善されていませんが、お客様がマンション購入を検討している場合も、中古で売りに出されている物件が新築のときはいくらだったのか、前の持ち主がいくらで売ったのかといった情報を得るのが非常に困難でした」

日本の不動産業界の現実に突き当たったとき、國師がふと目を向けたのは米国市場でした。

國師 「米国は不動産流通量が多く、システムによって情報がオープンになっています。だからこそ、日本の不動産業界には米国のようにシステム化を進めることで、解決できる問題がたくさんあると感じました。

そこで、これからは不動産テックの時代が来ると信じ、 FANTASの前身である PLSプレセデンシャル(後に、 Fan’sへ社名変更)を当時の仲間 6名で創業しました」

こうした國師の課題認識からFANTASは誕生し、2020年に10周年を迎えます。ひとつの節目を迎えたFANTASが思い描く未来とは──。

ビジョンを支える揺るぎない理念

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創業当時、6名でスタートした会社も、今では123名になりました。(2019年12月末時点)

國師は事業・サービスの拡大にともない、社員数も増えているタイミングだからこそ、社員一人ひとりが、会社の目指す未来と、それを実現するサービスについて理解を深めることが重要だと考えています。

國師 「私たちは、『不動産マーケットにスマートな常識を打ち建てる』というビジョンを掲げております。日本における不動産取引では、まだまだ情報の偏りがありますが、私たちの手で、オープンで透明性の高いマーケットに変貌させていきます。

また、アナログで非効率な業務が多い業界において、テクノロジーの力で効率化を進めることで、お客様に、最適化された情報をお届けし、不動産投資・資産運用をより身近に感じていただきながら、われわれの提供価値を最大化していきます」

業界全体を変える──ビジョン実現のために、 FANTASが取り組んでいることとは。

國師 「すべての問題をテクノロジーの力だけで解決することはできません。テクノロジーを生み出し、活用する人の力があってこそ成り立つと信じています。業界全体を変えるには、リアルとテクノロジーを融合させることが重要です。その実現のために、携わるメンバーの関係性が大切だと考え、FANTASでは、5つのバリューという共通の価値観を策定し、社員が、そのバリューを常に体現し続けることを重視しています。

これら一つひとつの積み重ねこそがビジョンの実現、顧客価値の向上に近づく手段だと考えているのです」

私たちの目の前にはお客様の存在があります──。

FANTASは、お客様へ提供する価値の最大化を目指しています。それが顕著に現れているのが、創業当初から変わることのない「ファンになっていただける企業になる」という理念です。

この理念の根底には、社員らが、“自分たちこそFANTASのファンだ”と誇れるような会社をつくっていきたい、そういう会社を社員自身の手でつくっていってほしい、という想いが込められています。

社員が、自分の会社のファン第一号として、その仕事に誇りを持つこと。

そして、関わる全ての人に認められる価値を提供すること。

そこから生み出された商品やサービスが、お客様やお取引先様をファンに変えていくこと。

ひとり、またひとりとファンが増えていくことで、社員が自らの存在価値や成長を実感すること。

社員の自己実現から生まれた自信とプライドが、お客様に提供する価値をさらなる高みと押し上げ、もっとたくさんのファンを生み出すこと。

私たちは、そういったファン創造の連鎖を目指しています。

FANTASは、不動産業界という巨大なマーケットに立ち向かうからこそ、「ファンになっていただける企業になる」ことを胸に、目の前のお客様を大切にし続けています。

FANTAS platformでマーケットを変えていく

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現在、不動産テックの黎明期と言われていますが、FANTASの目指すところは変わりません。國師は次のように続けます。

國師 「私たちは、お客様にファンになってもらえるサービスを提供しつづける企業でありたいと考えています。

そのために、 FANTASはオンラインとオフラインを融合させた FANTAS platformを展開しています。以前は、お客様とは対面式の、リアルのみの接点でコミュニケーションを行うオフラインの時代でした。その後、誰もがスマートフォンを持ち、 SNSが普及したことで、オンラインだけでコミュニケーションが完結することが当たり前の時代になりました。

そして今は、インターネットとリアルの垣根を超え、オンラインとオフラインが融合した OMO(online merges with offline)の時代に突入しています」

國師 「お客様と当社の関係もオンライン・オフラインの境目がないシームレスな状態になっていくでしょう。だから、 FANTAS は、クラウド型資産管理アプリ、不動産の AI査定・買取り、クラウドファンディング、空き家の再生など、さまざまなサービスをプラットフォーム上で展開し、ユーザーとのインターフェースとしています。

また、これらのサービスを相互に連携させながら、不動産データと顧客データの最適マッチングを実現し、お客様一人ひとりにとっての価値を最大化するよう取り組んでいます」

國師 「 2019年の 1年間を振り返っても多くの『変化』がありましたが、 2020年はこれまでとはまったく違う 1年になるでしょう。特に、オリンピックイヤーということもあり、私たちのいる不動産業界でも、かつて経験したことのない変化が起きることが予想されます。

そのためにも、これからまた新しい 1年を過ごしていく中で、 FANTASに所属するメンバーがより一丸となっていくことが必要なのです」

ファンとともに、世の中に感動を足す

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──2019年の12月、当社は前期の功績を讃えるとともに、また新たな1年をスタートする節目となる全社イベント「FANTAS Award」を開催しました。毎年恒例のFANTAS Awardは、受賞者の喜びが高まることはもちろん、多くのメンバーが「自分もあのステージへ立ちたい」という気持ちが高揚する場でもあります。そんな全社員の視線と熱気の溢れた場で、國師は次のように語りかけました。

國師 「お客様に価値を提供し続けることを追い求め、その結果として賞を授与されるという栄誉を得るのです。目的と目標は根本的に違います。表彰されることを目標としていただくのは結構ですが、目的は、『自分がどういう人間になりたいか、お客様にどのように満足してもらいたいか』であり、表彰されることはひとつの結果に過ぎません。どんな時も目的を見失わず新しい 1年を過ごしてください」

私たちFANTASが最も大切にしているのは、お客様。

仕事に対するやりがいや評価される喜びは、仕事を続けていく上で大事なファクターではありますが、受賞は「結果」でしかないのです。

だから、目的に向かって、顧客価値を高められる会社でありたい。

だから、そんな会社を、みんなでつくる。

これからも変わらず、業界の変革を目指して、「ファン」を増やし続けます。

FANTAS technology株式会社

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