小泉進次郎環境相が育休取得が話題になっている。保険相談サービス「ほけんROOM」を運営するWizleapは1月28日、男性の育休に関する調査結果を発表した。調査は今年1月にネット上で実施し、小学生以下の子を持つ親1178人から回答を得た。
小泉環境相が育休をとったことについてどのような印象を持っているかを聞くと、「良いと思う」が合計75.3%で最多となった。
反対派「公僕たるものプライベートはない。国民第一で職務を全うすべき」
良いと思うと回答した人にからは、
「育児は女の人だけがするものではないから。政治家が積極的に見せることで、一般企業も取れるようにひろめてほしい」(20代女性/香川県/パート)
「国が育休の取得などをすすめるからには、国会議員が率先して育休を取得するのは良いことだと思うので」(40代男性/埼玉県/会社員)
といった声が寄せられた。また「良くないと思う」は合計8.5%で、具体的には、
「公僕たるものプライベートはないものと考えて、国民第一で職務を全うすべきだから」(40代女性/大阪府/主婦)
「奥さんに任せればいいと思うからです。税金を貰いながら休むのはおかしいと思うからです。普通の会社員は休めないからです」(20代女性/大阪府/会社員)
など国会議員という立場上、休むべきではないというコメントが寄せられている。「どちらとも言えない」(16.2%)という人の中にも、「国会議員という職業は専門的であり、簡単には代わる人材がいないと思うから」(40代女性/東京都/パート)という声があがっていた。
男性の育児参加、男女で認識に違い
現在、男性の育休について「取りやすい環境だと思わない」と回答した人が合計82.7%。「取りやすい環境だと思う」は9.8%しかなかった。育児への参加度を男性に聞くと「参加している」が計79.7%。「参加していない」は計16.9%となった。
一方、女性に夫への参加度を聞くと「参加している」が計66.8%、「参加していない」は31.7%となった。また「ほとんど育児に参加していない」は男性では1.9%なのに対し、女性は11.9%にのぼった。同社は「男女間で『育児』に対しての考えの差があると言えそうです」とコメントしている。