BPO検証委、TBS「消えた天才」早回し加工に放送倫理違反 背景に「CMの間も視聴者をつなぎ止めておきたい」という心理

TBS「消えた天才」映像早回しについて

TBS「消えた天才」映像早回しについて

BPO放送倫理検証委員会は2月13日、TBSのドキュメント番組「消えた天才」の映像早回し加工について「放送倫理違反があった」とする意見を発表した。

TBSは昨年8月11日放送の同番組で、野球のリトルリーグ全国大会で全打者三振の完全試合を達成した投手の試合映像を使用。その映像を実際より球速が156%速く見えるよう加工していた。

同委員会は早回しについて、NHK・民間放送連盟の番組倫理委員会の提言や、民放連の放送基準に抵触するとし、放送倫理違反があったと判断。「実際の映像」と受け取れる状況での早回し加工は、「事実を曲げる手法は過剰な演出と言われてもやむをえない」としている。

154%の早回しについて検証委「不安が招いた偶然の産物だ」