明治安田生命、契約社員2000人規模を正社員化 定型業務を自動化し”生産性高い業務”へ | キャリコネニュース
おかげさまで11周年 メルマガ読者数
65万人以上!

明治安田生命、契約社員2000人規模を正社員化 定型業務を自動化し”生産性高い業務”へ

画像はキャプチャ

画像はキャプチャ

明治安田生命保険は6月8日、雇用する全契約社員約2500人のうち、希望者全員を2021年4月から正社員に移行することを発表した。契約社員がこれまで主に担当していた定型事務のAI、RPA化に伴い、より高度な作業に従事してもらう狙いがある。

正社員に移行後は、総合職(地域職)として自動化の難しい事務業務などを担う予定。また、約600人については、営業職員に同行して契約者を訪問し、高度な知識が必要な保険契約の説明などをサポートするという。

正社員化で年収は平均10%増、退職金も支給されるように

同社によると、契約社員の多くは女性で、現在は全国の支社や営業所で事務業務に従事している。正社員化に伴い、対象者の年収は平均10%増えるほか、将来的な管理職登用も可能になり、社内における女性活躍の推進につなげる。また、契約社員は対象外だった退職金も支給されるようになるという。

広報担当者はキャリコネニュースの取材に

「デジタル化やペーパーレスが進むにつれ、定型事務が将来的に減っていくことが見込まれています」

と正社員化の背景を説明する。同社では、タブレット端末やスマートフォンを活用した契約のオンライン化を進めており、「将来的には定型事務を担当する人員も減っていく」と明かした。だが、今後の採用方針については「今回が初の正社員移行のため未定」としている。

今回の正社員化には、経験やスキルのある契約社員に”より生産性の高い業務”を担当してもらう狙いがある。広報担当者は「層の薄い30代半ばの社員を補い、将来の管理職を育成する目的もあります」と語った。

生命保険業界ではこれまで、住友生命保険や日本生命保険が契約社員の正社員化を実施。7月には第一生命保険が約2000人の正社員化を予定している。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. どんな味?自主回収「ポッキー」を食べてみたら、スパイシーでエスニックな独特の風味だった
  2. レジ袋有料化で疲弊する店員「おでんをマイバッグで持ち帰った客が“汁がこぼれた”とクレームを入れてきた」
  3. 若者の6割「仕事よりプライベート」がネットで話題 「社畜にメリットなし」「仕事するために生きてるわけじゃない」
  4. ホストのいない民泊、反対約6割 「トラブルを起こした民泊施設は営業禁止」求める声も
  5. 「日本カジノ学院」のド派手な新聞広告にネット騒然「コラかと思った」「意味分からん」何を学ぶ学校?代表者に聞いてみた
  6. 「私は自殺をします。三菱につぶされました」 三菱電機の新入社員自死で両親が提訴 いじめが原因か
  7. 「ペットショップで犬猫買うヤツは人間のクズ」ひろゆきが苦言 「犬猫は可愛い。でもその前にどれだけ殺してんの?」
  8. ホリエモン「保育士の給与が低いのは誰にでもできる仕事だから」発言で物議 「保育士馬鹿にしてる」「言っていることは正しい」
  9. 読売社説「新聞は重要な公共財」にネット民が総ツッコミ 「常識的に考えて電気や水道の方が重要」
  10. 自民党が提言する大学在学中は学費「無償」で議論 「ただの後払い」「収入に応じて納付が変わるのはよい」

アーカイブ