ブラックすぎる工場勤務のリアル「12時間以上のシフトを6日連続」「同僚は仕事を覚えずセクハラばかり」 | キャリコネニュース
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ブラックすぎる工場勤務のリアル「12時間以上のシフトを6日連続」「同僚は仕事を覚えずセクハラばかり」

ブラックな工場勤務の実態

ブラックな工場勤務の実態

接客やデスクワークなど、職種・業種に関係なくブラックな会社は存在する。工場で働く人も同様で、現場で働く人たちから過酷な状況を訴える声が寄せられている。40代の男性は

「6日連続で12時間以上のシフトを組まれた。肉体労働でこれは堪える。残業代は出るがボーナスはなし。年間休日は70日くらい」

と明かす。「工場なのに朝出勤すると予定が増えていたりする」こともあったという。

ブラック企業の工場で勤務した人の声はほかにもある。(文:林加奈)

「長時間労働で体調を崩すと『何休んでるんだ』と罵倒された」

30代の女性は、コンビニ弁当を製造する会社に社員として採用された。現場に女性社員がいなかったので、顔合わせの飲み会では「男性が多いけど、負けないくらい頑張りたいです」と語り、意気込みを見せていたが、過酷な労働環境に置かれて体調を崩したという。

「忙しすぎて朝7時から出勤して早ければ夜7時退勤。通常9時、遅いと11時。しかも週1で休みが取れるか取れないかで、体調を崩して休んだら、工場長の上司から『何休んでいるんだ、男に負けないんじゃなかったのか』と罵倒された」

女性は「その仕事のせいで体調崩したのに、そんなことを持ち出されることにムカついてそのまま辞めた」と綴っている。少ない休日に長時間労働と、過酷な労働環境で体調を崩しているのだから、工場長の発言はパワハラではないだろうか。

「深夜から16時間勤務でも残業代ゼロ。部下は仕事を覚えない」

一方、工場長として働いたことのある40代男性からも経験談が寄せられている。

「食品工場で夜中の2時くらいから翌日夕方5時か6時まで休憩なしで仕事。残業代は1円も払ってもらえなかった」

工場長という立場上、工場内の人事や労務だけでなく、品質管理、設備管理や修理まで幅広く仕事をこなしていたというが、現在は退職している。しかし、退職理由は長時間労働だけでなはなかった。

「一緒に仕事している奴は仕事より女性にセクハラ行為することばかり考え、仕事を覚えない、叱ると話し合うこともできない、そんな会社でした」

工場で働く多くの人が長時間労働や、劣悪な人間関係に悩みを抱えているようだ。コロナウイルス禍により、働き方に対する認識が大きく変わった今、こうした現状が少しでも改善されていればいいのだが。

※キャリコネニュースでは引き続き「ブラック企業経験談」「”オンライン疲れ”してませんか?」に関するアンケートを募集しています。

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