共働き妻の4割、夫婦の家事分担に不満 妻の家事の方が手間がかかる傾向 | キャリコネニュース
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共働き妻の4割、夫婦の家事分担に不満 妻の家事の方が手間がかかる傾向

夫婦の家事分担に不満を抱える人は多い

夫婦の家事分担に不満を抱える人は多い

クレハは7月3日、「共働き夫婦の家事シェア事情」に関する調査の結果を発表した。調査は5月16日~20日に、緊急事態宣言発出後に在宅勤務となった共働きの20~40代の夫婦を対象に実施し、既婚・小学生以下の子どもがいる男女各200人、計400人から回答を得た。

家事・育児の分担割合について聞いたところ、約半数の家庭で妻が家事・育児の80%以上を担っていた。男女別では、特に「妻が100%」と回答した人が男性は1.0%、女性は10.5%と大きく差が開いた。

夫が担当する家事TOP3「ゴミ出し」「浴室の掃除」「食事の片付け」

分担の割合の満足度は、夫の84.0%が満足と回答したのに対し、妻は60.5%となり、約20ポイントの差がついた。

夫が担当している家事のトップ3は「ゴミ出し」(57.5%)、「浴室の掃除」(47.8%)、「食事の片付け」(28.8%)となった。

一方、妻のトップ3は「料理・食事のしたく」(84.3%)、「アイロンがけ」(61.8%)、「洗濯・干す」(59.8%)となり、妻の方が手間のかかるものを担当している傾向が見られた。

緊急事態宣言発出後、分担について「話し合いをした」と回答した人は62.8%。また、「夫が家事・育児をする機会が増えた」という家庭は合計68.1%だった。

具体的に増えたことを聞くと、「子どもと遊ぶ」(58.8%)、「料理・食事のしたく」(44.5%)、「食料品・日用品の買い出し」(41.9%)が上位になった。

「今後も夫婦が協力して家事・育児の分担を続けていきたい」と回答した人は96.5%。家事・育児の両立において重要だと思うものは、「配偶者への思いやり」(65.0%)や「配偶者へ感謝の気持ちを伝える」(57.8%)となった。

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