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どんな仕事も働き初めはエネルギーを使うものだ。しかし想像以上に辛いと分かると、働く意欲は簡単に折れてしまうことがある。投稿を寄せたのは都内在住の50代女性。ある飲食チェーンでパートを始めるも、
「これは無理だと思い、6回の勤務で辞めました」
と即退職したことを明かす。担当はホールで、「お客様のご案内、注文受け、配膳、下げ膳」などの業務を行なっていた。中でも苦労したこととして、ドリンクの提供を挙げている。(文:湊真智人)
「似たようなメニューが多く…」配膳ミスもしばしば
その原因は丈の高いグラスにあった。
「いくつも載ったトレーを片手で持ち、お客様のテーブルに1つずつ置くと、バランスが崩れ何度かグラスを倒しそうになったことがある」
そこで女性は、空いたテーブルに一時的にトレーを置き、両手に持てる分ずつ配膳をしていた。しかしこれがマニュアル違反だとしてこう咎められてしまう。
「(トレーを)手で持って。テーブルに置くのはダメ」
効率や見た目を重視するため等の理由はあるのだろうが、これが女性のストレスを増大させた。
「毎回緊張し、勤務の日はお腹が緩くなるほどストレスでした」
また、仕上がった料理に注文票がついておらず、「似たようなメニューが多く」見分けがつかずに配膳ミスをしてしまうこともしばしば。
このようにホールの仕事に振り回されていた女性だったが、決定打になったのは店側からのある一言がきっかけだった。
「いずれ、パスタの調理もやってもらうから」
ホールで手一杯な状況でキッチンの業務も加わるのだ。こうして「無理だ」と限界を感じた女性は早期退職を決めた。女性にとっては、お店が求めるスキルの習得ペースや業務範囲の広さが合わなかったということだろう。
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