1.「我慢するだけムダ!」まずは仕事に対する考え方を変えよう
ブラック企業で働いている人の中には、以下のような考えを持つ人も少なくない。
・今の会社を辞めたら、同僚や家族に迷惑がかかる
・今の仕事を辞めても、そう簡単に次の仕事は見つからないだろう
・我慢していれば、きっといつか環境が良くなる
ブラック企業から脱出し、ホワイト企業を目指すためには、まずこうした考え方を改めなければならない。
ブラック企業で我慢をして働いていても、長い目でみれば必ず後悔する可能性が高いだろう。現在の社会情勢を考えれば、「どれだけ頑張っても、絶対に転職できない」ということはまずあり得ない。
ブラック企業から抜け出すためには、まず「自分にも転職する権利がある!」ということを、しっかりと実感することが重要なのだ。
2.退職意思は確実に伝えよう
ブラック企業を退職する意思が固まったら、その意思を会社側にしっかりと伝えることが大切だ。ブラック企業の中には、退職の意思を示した社員をなんとかしてつなぎとめようとするケースも少なくない。
悪質な企業では「退職願」を受け取ってもらえない場合もあるそうだ。そんなときは最終手段として「内容証明を送る」という方法があることを、頭に入れておこう。
3.未払い残業代を確認しよう
長時間残業を強いるブラック企業から転職をする際には、知らないうちに未払い残業代が発生している可能性もある。
「もう辞めるのだから波風を立てたくない」という気持ちもわかるが、未払い残業代は、自身が過去に行った仕事に対する、正当な対価である。しっかりと請求し、受け取ることが、ブラック企業から気持ちよく巣立つためのコツだと言えるだろう。
未払い残業代を取り戻すための方法は、以下の3つだ。
1.自分で情報をまとめ、内容証明を送る
2.労働基準監督署に相談する
3.弁護士に依頼して、交渉と手続きを任せる
1と2は、自分自身で行う手間が発生するものの、コスト削減につながるだろう。一方でより確実に、そして手間なく話を進めていきたい!と思う場合には、弁護士に依頼する方法を選択するのがおすすめだ。
弁護士に依頼する場合には、完全成功報酬制を採用している弁護士を選択することで、着手金や相談料の不安がなくなる。取り戻したお金の中から、弁護士への報酬を支払うことができるのだ。
「募集要項」でブラック度は予想できる!?ホワイト企業へ転職するには
4.「ホワイト企業」を狙い撃ちするための、求人票の見方を学ぼう
ブラック企業からの転職を目指す際には、次は必ずホワイト企業を狙い撃ちしよう。採用前に転職先企業の体質を知るためには、できるだけ詳細な情報を収集することが最大のコツだ。
インターネットの発達とともに、実際に内部で働いている人の口コミを見つけることも容易になってきている。こうした情報も参考にしてみると良いだろう。
また転職先の募集要項や募集状況からも、ある程度ブラック度を推察することは可能だ。
・常に求人が出ている
・離職率が高く、求人広告が出るまでのサイクルが短い
・給与情報の幅が広い
・離職率が高い
これらの条件に当てはまる企業は、ブラック企業である可能性も高い。慎重に検討した方が良いだろう。
5.便利なサービスはフル活用しよう
近年、転職に関するサービスは非常に増えてきている。こうした便利サービスをフル活用することも、ブラック企業から脱却するための裏技となる。
転職エージェントなどでは、一人一人にキャリアアドバイザーが付き、転職活動を徹底サポートしてくれる。自分では聞きづらいポイントなども、エージェントを通すことで聞きやすくなるなど、良い効果が期待できるだろう。
転職へのモチベーションを維持しやすいというメリットも見込めるのだ。
ブラック企業に酷使されないために必要なことは、なるべく早くホワイト企業に転職することが重要だ。人生の貴重な時間を、ブラック企業に費やすのは、非常にもったいないこと。
「キャリコネ転職」は、そんなホワイト企業の求人が多数掲載されているサイトだ。実際のユーザーからの評判も高く、ブラック企業からの転職についても、徹底サポートしてくれる。幅広いニーズに応える求人情報を掲載しているため、好みの情報も見つかるはずだ。