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一人勤務で「7時間トイレに行くこともできませんでした」 1日で辞めた女性

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人を雇う際には、働く人のことを考えて環境を整えるべきだ。誰だって社員を雑に扱うような職場では働きたくない。住宅展示場の仕事を1日で辞めた60代後半の女性(神奈川県/その他/派遣社員/年収150万円)。

「7時間トイレに行くこともできませんでした。このままでは病気になってしまうと思い辞めました」

と劣悪な業務環境に耐えられなくなった経験を綴った。(文:永本かおり)

「私はロボットではありません」

「住宅展示場といっても、実際は新築展示内覧場でした」と振り返る。つまり新築住宅の屋内を紹介する営業だ。

「駅から10分以上離れている場所に、不動産会社から車で送ってもらったのですが、ひとり勤務で近くにコンビニもなく、7時間トイレに行くこともできませんでした」

女性は、「このままでは病気になってしまうと思い辞めました」と耐えきれず1日で職場を離れたという。このような勤務環境に対して、

「私はロボットではありません。人を雇うだけではいけません。仕事内容や、注意点等、キチンと考えて会社として行うべきです」

と、もっともな指摘をしていた。実際、勤務が決まった際も十分な指導は受けられなかったようで、

「大切な内容は、紙ベースで伝えることが必要ですが、口頭で少ししか伝えられず、働いてもらう人の立場を全く考えていなかった」

と不満を明かす。早々に辞めたことを「良かったと思います」と吹っ切れたように綴った。

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