「辞めると言ったときに、上司は手を叩いてゲラゲラ笑っていた」
長年貢献してきた部下に対し、労いの言葉もなく爆笑する上司。その無作法な態度に、女性は呆れるのと同時に冷静になったようだ。
「もっと早く辞めれば良かったと思った。上司から見たら辞めさせたい部下が自分から辞めたのでうれしかったんだと思う」
こんな上司のもとで働き続けずに済んだことは、女性にとって正解だったと言えるだろう。
「それほど辞めてほしかったんだな」
同じく投稿を寄せた40代男性(東京都/事務・管理)は、当時の職場で能力不足を感じ、ほとんど仕事がない状況に陥っていた。申し訳なさを感じながら、支店長との面談をした際、いつも通り厳しく詰められたそう。そこで、男性が「来月いっぱいで仕事を辞めます」と切り出すと、支店長の態度が一変した。
「今まで険しかった顔が急に穏やかになり、『お、辞める?なら直ぐに退職届書いて』と言われて『見本通りに書けばいいから』って言われてそのまま退職届を書きました」
男性が自ら辞めることを言い出した途端、仏のような穏やかさを見せた支店長。その後の対応も、驚くほどスムーズだった。
「有給消化に加え、欠勤にならないよう、おまけしてやるとまで言われてしまい、それほど辞めてほしかったんだなと思いましたね」
そこまで早く辞めてほしかったのかと思うと、複雑な心境になるだろう。しかし、会社側も期待に応えられない社員への対応に苦慮していたのかもしれない。
どんな理由であれ、去り際に人の本性は出るものだ。たとえ不本意な形であったとしても、冷酷な反応や露骨な喜びを見せるような職場は、早々に縁を切るのがお互いのためかもしれない。
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