2019年卒の働きたい組織「仕事・私生活のバランス重視」が8割 金融志望者は「ステータス感のある企業」を支持する傾向 | キャリコネニュース - Page 2
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2019年卒の働きたい組織「仕事・私生活のバランス重視」が8割 金融志望者は「ステータス感のある企業」を支持する傾向

2019年卒の働きたい組織「仕事・私生活のバランス重視」が8割

2019年卒の働きたい組織「仕事・私生活のバランス重視」が8割

大学院生も1位は「仕事と私生活のバランスを自分でコントロールできる」(88.7%)。2位は「歴史や伝統がある企業である」(80.4%)、3位は「入社直後の給与は低いが、長く働き続けることで後々高い給与をもらえるようになる」(80.1%)。

次いで、「コミュニケーションが密で、一体感を求められる」「周囲に優秀な人材が多く、刺激を受けられる」(同78.6%)、「安定し、確実な事業成長を目指している」(78.3%)、「企業固有の技術や商品、ブランド、ノウハウなどが強みとなっている」(77.1%)となった。

第一志望の業種を聞くと、文系男子は「流通業」(41.5%)、文系女子は「金融業」(53.1%)、理系男子は「建設業」(53.5%)、理系女子は「製造業」(21.6%)の割合が最も大きかった。

志望の企業規模については、文系男子は「5000人以上」(35.3%)、文系女子は「300~999人」(36.9%)、理系男子は「1000~4999人」(26.9%)、理系女子は「100~299人」(16.1%)が多かった。「文系男子」「理系男子」の順で強い大手志向がうかがえる。

流通業志望者は「休暇制度や各種手当」、建設業志望者は「高い給与」を重要視

志望業種別に大学生の支持している項目を見ると、大学生全体との差が最も大きかったのは、金融業志望者の「個人の裁量権は小さいが、ステータス感のある企業で働ける」(20.2ポイント差)で、社会的地位のある企業を支持していることがわかった。

次いで、流通業志望者の「個人の生活をサポートする制度を充実させる代わりに給与は低い」(13.4ポイント差)で、休暇制度や各種手当を重要視する傾向がある。3位は建設業志望者の「個人の生活をサポートする制度はないが、給与は高い」(12.5ポイント差)で、建設業志望者は休暇制度や各種手当よりも高い給与を望む傾向が見られた。

志望企業の規模別に見ると、従業員数100人未満規模の志望者は、「若く新しい企業である」(22.1ポイント差)、「あまり知られていない企業だが、主役感のある仕事ができる」(19.4ポイント差)を大きく支持している。

一方、従業員数5000人以上規模の志望者は、「個人の裁量権は小さいが、ステータス感のある企業で働ける」(19.5ポイント差)、「歴史や伝統がある企業である」(13.6ポイント差)を重視していることがわかった。

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