IT企業のカーマンラインは9月12日、上司のシェアリングサービス「SHARE-BOSS(シェアボス)」で、サブスクリプション(月額制)で”上司を入れ替え放題”できるサービスの提供を開始した。
同サービスは大手企業の執行役員経験者、事業責任者、リーダークラス経験者など現在約100人から、プロジェクトにぴったりな”上司”をアサインできる。
デジタル業界の人材が中心で、マーケティング、システム開発、新規事業開発、資金調達などプロジェクトに参加してもらえる。その際、何度でも上司を選び直すことができ、一度に複数のボスを選ぶことも可能だ。
「大手戦略コンサルへの依頼に比べ、半額以下のコストでハイクラス人材を調達できます」
プランは基本的に2つ。月300時間まで稼働可能の「ボスホ」(月額1000万円・税別)と、月150時間までの「ボスライト」(月額600万円)がある。
稼働時間には移動時間も含まれ、最低契約期間はいずれも3か月。同社は「大手戦略コンサルに依頼した場合に比べ、半額以下のコストでハイクラス人材を調達できます」とコメントしている。
また「お試しサイズプラン」も用意しており、月2回まで上司を選べる「プランS」(月額20万円)、月4回までの「プランM」(月額40万円)、月8回までの「プランL」(月額80万円)がある。
公式サイトの専用フォームから申し込むと、担当ディレクターが要望をヒアリングしながら課題にフィットする上司を提案する。各種調整業務はディレクターが行い、お互いの合意が得られるとプロジェクトがスタートする。
上司1人、60~90分のアサインを1回とカウントし、回数を超えるアサインを希望する場合、追加チケットを購入して対応できる。